【1】そんな彼は大学生「ミニメイフェアが増えました。これでようやくV型8気筒だけの生活から脱却できました」|セルシオを愛し過ぎた 若者の変態クルマ生活

誰が彼をこのようにしてしまったのだろうか? 数々のクルママニアを紹介してきた本誌の中で、最も「変態」に近い存在である若きセルシオマニア。その生態といつの間にか増えてしまったコレクションをここに紹介。

       
誰が彼をこのようにしてしまったのだろうか? 数々のクルママニアを紹介してきた本誌の中で、最も「変態」に近い存在である若きセルシオマニア。その生態といつの間にか増えてしまったコレクションをここに紹介。

【セルシオを愛し過ぎた若者の変態クルマ生活 vol.1】全ての画像を見る

「先日、新しくミニメイフェアが増えました。これでようやくV型8気筒だけの生活から脱却できました」

と明らかにおかしなことを言っているこの青年。大学4年生の21歳。見た目は普通の大学生だ。

しかし、この記事で紹介するすべてのクルマが彼の所有車両だと聞くと、明らかに普通ではないことが理解できるだろう。そう、彼こそは変態オーナー(読者の皆さんはもうご存じの通り、ハチマルヒーローでいう変態とは尊敬の意である)の中でも、最上級に分類される変態中の変態なのである。

所有車両の数はなんと6台。そのうち5台がV型8気筒エンジン搭載車で、さらにその中の3台がセルシオだ。
【画像21枚】叔父さんの自宅敷地内に建てられたガレージに収められている車両たち

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>>車両のほとんどは叔父さんの自宅敷地内に建てられたガレージに収められている。もともとここはトラクターなどの農機具を保管する場所だったが、オーナーに場所を提供するばかりか、クルマの増加に合わせて手前の小屋の壁を取り払い、2つの物置をガレージとして使えるようしてくれたという。ここには車両だけでなく、さまざまなクルマのパーツが散乱。そしてネットでかき集めたという「カーグラフィック」も山のように積まれている。

【2】へ続く

初出:ハチマルヒーロー2017年7月号 vol.42
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

セルシオを愛し過ぎた若者の変態クルマ生活(全9記事)

TEXT : Rino Creative/リノクリエイティブ  PHOTO:AKIO HIRANO/平野 陽

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