りんな丸 重厚な黒塗りとご当地パーツで武装するやんばるあっちゃー

リア下回りには10連角テールボックスを含め、計16発の角テールをセット。見事な存在感をアピールする。

       


りんな丸は沖縄県の本部町から那覇市へ砕石を運ぶ気鋭のやんばるあっちゃーだ。豊平ステンレス製のボリューミーな大型パーツを中心に、積極果敢なアートを展開中。平成2年式の愛車はなんと走行距離160万kmを突破。今もなおグッドコンディションを維持しており、国道58号線でも一目置かれている。

キャブ回りの目玉となる新幹線フォルムのバンパーは、鉄素材にキャブ同色塗りを施した個性派パーツ。側面に組み合わせた鏡面スリットも見応え満点だ。「トレーラグリル×いすゞ840用ライト」でイカつさをアピールするフロントマスクとの相性も申し分なく、他車と一線を画す迫力をアピールする。また、キャブトップには、丸棒菱チップをあしらったミラーステーと、前面のパンチングステンレス内に緑のマーカーを忍ばせた平型バイザーをコンビネーション。ブレ留めにも、ミラーステー同サイズの角おこしパイプを用いることで、優れた統一性を演出している。

一方のボディ回りは、縞鋼板の額縁デザインのサイドバンパーや、ホイールスピナー、計16発の角テールなど、アンダーエリアに見どころを用意。プロテクトップは、上部のパンチングにマーカーを忍ばせたのが特徴。夜はハシゴを経由してアオリへと流れ華麗な電飾を披露する。なお、「房総のダンプのようなボディに載せ換えたいけど、その前に代替えになるかも(笑)」と与那嶺さん。今後の動向が気になるところだ。

【写真6点】豊平ステンレス珠玉のパーツ群。

カミオン2013年9月号トップアートをもとに再構成

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