みっちゃん 独創的なワンオフパーツ群でスタイルを構築

デカ箱周りにも「ボディ同色塗り+鏡面デザイン」で見応え十分なサイドバンパーや、フロントバンパーと同様に両サイドにスリットを配したプロテクトップ、左右に丸テールを6発ずつ配置したテールボックスなど、独創的かつエレガントなワンオフパーツを多投。

       


北海道在住のオーナーがワッパを握っている愛車は、いわく「なるべく人と同じデザインにならないように気を付けました」と話すとおり、美光舎製の大型パーツを主体に全身を積極的に飾り上げた注目のデカ箱ダンプだ。 大型パーツ群は徹底的に独創性を追求。なかでも「ナマズマーカーが好きじゃないので」という理由で、両サイドに太めのスリットを施したフロントバンパーは、キャデラック基調の精悍なフォルムに加え、実用性に配慮した跳ね上げ可動システムも魅力の逸品だ。また、速度表示灯を残したキャブトップには、棒チップをあしらった角おこしパイプ3本仕様のミラーステーを装着。ルーフに鎮座するキャブロケットとの相乗効果により、他車と一線を画す迫力を演出している。重厚な黒塗りキャブや、「緑&白」で統一したカラーパネルとのマッチングも文句なしだ。

クレーン車のオペレーターが箱内を見やすいよう上方にメッシュの小窓を3連で並べたケツブタや、「風でなびく姿がカッコいいんです!」と3枚を重ねたシルバーのサイドシートなどの実用的パーツも、このクルマの魅力をアシストしている。「冬場は凍結防止剤の影響で洗車が大変ですが、大好きな飾りのためなので苦になりません!」撮影後には、黒塗りでキメていた後輪のホイールをピカっと輝くメッキに変更するなど、ノンストップで進化を続けている。

【写真6点】美光舎謹製デカ箱ダンプ。

カミオン2009年10月号トップアートをもとに再構成

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