第三泰樹丸 こだわりと遊び心を光らせたみちのくのご当地ダンプ

第三泰樹丸は、随所に遊び心を光らせながら、魅力MAXなレトロスタイルを追求する秀作ダンプ。

       


もともと床に穴が開くほど傷みが激しかった平成元年式タイタンをレストアしたうえで、コツコツとアートアップを図ってきた。注目のフロントメッキバンパーは、前面左右に段差を設けて装着したコーナーフォグや、アンドンスペースに配した矢印型ウインカーなど、ディテールメイクが目を引く。鉄仮面ルックなグリル回りとの相性もバッチリだ。

また、丸パイプでこしらえたシートキャリアや、抜き文字&菱マーカーで彩りを加えた平型2段バイザーなど、キャブトップにも個性派パーツを積極採用。真鍮メッキを施したヤンキーホーン(ミラーステー部)や、ドア回りを彩る和テイストのペイントも一見の価値を有す。

一方の荷台回りは、プロテク背面を席巻する縁起モノのペイントに加え、ケツブタに刻んだ名文句もツウ好み。そのほか、リア下回りを彩るハート型やサクラ型のテールレンズ、丸棒や車高灯でアレンジしたサイドバンパーも独創スタイルを披露する。「フロントバンパー以外のリメイクを検討中です!」。

【写真8点】経験と知識とハイセンス。

カミオン2015年1月号トップアートをもとに再構成

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