やんばるエクスプレス メタリック気分MAXのキャブ回り×美麗パーツで個性を確立

キャブ背面で存在感をアピールする極太の煙突マフラーも見応え十分。エアクリーナーの純正ダクトを含め、キャブルーフは、水色のコーポレートカラーに塗り上げている。

       


トラック29台を所有し沖縄県にて活躍するやんばる運送。この気鋭カンパニーをけん引するトレーラは、メタリックパーツを多投したフロントセクションを中心に、周囲に個性をセンスをふりまく美麗車だ。

キャブ回りの目玉は、ボトムエンドで異彩を放つ厚さ60cmを誇るフロントバンパー。前面に3段で用意した平行四辺形の深掘りスペースには、パンチングステンレスと乗用車(シルビア)用ヘッドライトをセット。また、キャブトップには、パンチングステンレスを多投した舟型バイザーと角おこしパイプ仕様のミラーステーをコンビネーション。フロントパネルや寝台パネルにメッキ素材を光らせるほか、ドア回りにはダイヤカットを施した鏡面ステンレスをアレンジ。ワンオフのメタリックパーツを駆使したビジュアルは、目の肥えたアートファンの驚嘆を誘うに十分だ。

一方、キャブ後方では、耐熱性に配慮した極太の煙突マフラーが圧巻の存在感を主張。パンチングとサクラ柄のエッチングステンレスで華やかに演出するサイドバンパーや、最後尾を彩る4連角テールボックスも見逃せないビューポイントだ。「まだこれからです。完成をお楽しみに」とのことで、アートの道はこれからも続く。

【写真6点】メタリックパーツを多投。

カミオン2013年8月号トップアートをもとに再構成

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