桜丸 ピンクのボディと鏡面パーツの饗宴

カミオン編集部 2023/10/31

カラーパネルや泥除け、コボレーンシートを白で統一し、全体を「ピンク×鏡面×白」でコーディネートしたカラーリングも必見だ。

　　　　　　　

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山田興業の看板を掲げて活動するオーナーが、名匠・西口鉄工の手腕を借りつつ、納車されたばかりのクオンダンプをまたたく間にアートアップ。ニックネームに由来するピンクのボディと鏡面パーツのコントラストが見応え十分な、美麗スタイルを披露している。

注目のキャブ周りは、アッパーセクションに厚みのある平型バイザーを装着するほか、バイザーと同量の張り出しを誇る角おこしパイプ3本仕様のミラーステーをコンビネーション。ほどよいボリューム感に加え、優れた工作精度が功を奏し、文句なしのオリジナリティをアピールしている。また、フロントバンパーは純正メッキを用いたシンプルフォルムながら、50cmの前出しを実現。メンテナンス時にキャブをチルトしても天板の縞板と干渉しないよう4cm下げ、実用性と攻撃的なフォルムを両得するという工夫も見逃せない。

一方、荷台周りの目玉は、ご自慢のプロテクトップだ。圧倒的な重量感もさることながら、側面に角型スリットを施したシャープなフォルムが迫力十分。前面に広いアンドンスペースを設けるほか、その上方には、ブルーLEDを内蔵した筒出しステンレスを並べるなど、ディテールにもオリジナリティを多投している。さらに、20cm幅の鏡面プレートを4段で並べたサイドバンパーや、4連丸テールボックスを中央と左右に整然と配置したリア下周りも、特筆すべきビューポイント!

【写真6点】実用性と攻撃的なフォルムを両得。

カミオン2009年8月号トップアートをもとに再構成

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