140番 優れたオリジナリティ&完成度を誇る注目のフルアート車

リア観音扉を席巻する「龍」は一度見たら忘れられないほどのインパクト。赤字でつづった名文句もお見逃しなく。

       


愛媛県の大野ヶ原物流をけん引するオーナーの愛車・140番は、個性的かつ高品位な大型パーツとモノトーン調の箱3面ペイントが秀逸。「黒地+赤文字」で統一を図ったアンドンを含め、華やかなナイトシーンの演出にひと役買う電飾陣も充実のラインナップだ。

50cmの厚さを誇る舟型バンパーを筆頭に、パンチングステンレスを組み合わせた平型バイザー&ミラーステー、1ⅿ80cmの全長を誇る8角ロケットなど、キャブ回りには特筆すべきビューポイントが目白押し。「青×赤ライン」が印象的なコーポレートカラーとのバランス具合も申し分なく、他車の追従を許さないビジュアルを獲得している。

一方の箱回りは、松山市にある看板店「グラフエム」が手腕を振るった箱3面ペイントが圧巻。左右に「荒波」、リア観音扉に「龍」を描いたそれらは、モチーフ選び、構図、タッチの3拍子をそろえるほか、重厚感あふれるモノトーン調のカラーリングも注目ポイント。箱上に設置した名文句入りのアンドンボックスは、2列でLEDを流したハチ巻き(箱前方)や、丸テール×10発を収めたリアルーフスポイラー(箱後方)とのコンビネーションも見逃せない。完成度の高い仕上がりで周囲の視線をクギ付けにする注目の1台だ。

【写真6点】電飾陣も充実のラインナップ。

カミオン2013年3月号トップアートをもとに再構成

RECOMMENDED

RELATED