天使の誘惑★No.Ⅰ 美しくも迫力満点のパーツ群で存在感絶大なスタイルを構築

カミオン編集部 2023/10/29

「バラ柄のエッチングステンレス＋鏡面額縁デザイン」を基本としたエレガントルックでコーディネートし、観る者から驚嘆を引き出すことに成功。

　　　　　　　

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実績豊富なダンプ屋である山崎商事の社長にして、愛國丸船團の三代目会長を務めるオーナーが、迫力と華やかさ、それに高級感をテーマに飾り上げた愛車は、随所にキラリとセンスを光らせた傑作ダンプだ。 注目のキャブ周りには、1mの張り出し量を誇る可動式フロントバンパーをはじめ、前面上段に広いスペースを設けた平型バイザー、菱形棒チップを3連ずつ組み合わせた角おこしパイプ2本仕様のミラーステーなど、独創性と迫力を兼ね備えたカスタム製の大型パーツをコンビネーション。

また、ブルーブラックパールのキャブに光らせた各種メッキパネルはもちろん、「黒地＋白文字」で統一した重厚なアンドン、関東み組の宮崎靖男終身名誉会長を介して河合工芸にオーダーした運転席ドアの切り文字、特大のバスマークなどもみごたえ満点。赤色回転灯やビッグホーン×4発を備えたハイルーフ周りも特筆すべきビューポイントだ。

一方の荷台周りは、特大アンドンを収めたプロテクトップや、その下方左右に装着した短尺のロケット（前面に備えた星型マークが秀逸！）、さらには「ダンプらしからぬデザインが魅力です！」という8角深掘りテール仕様のリアバンパーも、一見に値する魅力を備えている。 今年に入ってからは大幅なリメイクに着手し、すでに現在は荷台サイドをオーバーフェンダー化したという（エッチングステンレスは、残念ながら外してしまったそうだ……）。新たなスタイルの完成を待つこととしよう。

【写真6点】高級感をテーマに飾る。

カミオン2009年7月号トップアートをもとに再構成

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