愛車の名は「シャーク」 Vol.1|フロントミッドシップの利点をS30Zに持ち込んだ男|ダットサン フェアレディZ|ニッポン旧車の楽しみ方

Nosweb 編集部 |2022/09/01 04:55

床に置かれたものを跨ぐようにして歩かなければならないガレージでは、L28型エンジンをノーマルの240Zへ載せる作業中だった。「このクルマは改造しない」そうで、自然吸気のまま、280ZX用のピストンを使って圧縮比を高めるだけ、とのこと。煩雑に見えるガレージだか、奥をのぞくと古めかしい工具やドリルの1本に至るまで、木製の壁にきちんと整理してかけられていた。旋盤、ボール盤、グラインダーと、オールドスクールの機械が所狭しと並ぶ様子は、ガレージというよりさながら町工場のようだ。


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