MGB本来の走りを求め、目指すはノーマルらしさ|エンドレスが挑む 回顧録

MGB本来の走りを求め 目指すはノーマルらしさ

       
ブリティッシュグリーンの塗装が剥がされ、素地を出していた前回のリポート。その後、再び板金工場を訪れると、きれいなホワイトボディのMGBが取材班を迎えた。エンジンルームや室内はホワイトに統一され、外装はサフェーサーが吹かれている。仕上げとなるパールホワイト塗装を、今か今かと待ちわびる姿がそこにあった。

【エンドレスが挑む 回顧録|MGB本来の走りを求め 目指すはノーマルらしさ】

【画像24枚】年始のショーでのお披露目に向け、MGBのレストアに挑む! エンジンルームにあるコーションステッカーを避けるように塗装されたが、一部のステッカーは1から再生され、新品が張られる予定

強い日差しのなか、分解されたボディパーツがきれいに並べられていた。エンドレスがMGBの板金をお願いしている、トータルカーボディ・イチカワでは、最終のボディ塗装を残した状態まで作業が進み、ボディのサフェーサーがなめらかな表情を見せている。

大きな修正もなく、ボディラインは50年以上前のスタイリングそのまま。パテ修正の跡もあったが、表面をていねいに加工することで、だれもその存在に気づくことはない。仕上げカラーは、エンドレスのレストア車両カラーともいえるパールホワイトとなる予定。

ボディ以外のパーツは協力工場に分散して、各工程が進められている。エクステリアのアクセントともなるメッキパーツは、すでに再メッキ加工が終わり、エンドレスのファクトリーに戻ってきた。しかし、エンジン、補機類など、多くのパーツで作業は続いている。


>>前回の作業中、フェンダーの打音が鈍く、大きな修正痕が予測されたが、作業の手が止まるほどの傷はなかった。エンジンルーム内もしっかりとホワイトで塗装されている。特徴的なフロントライトまわりも、美しいボディラインが浮かび上がる。

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