飯田章のMS51クラウンHT再生Proj.【10】輝くクラウンのボディを守れ! プロテクションフィルムでフロントまわりを完全保護!|1970年式 クラウン ハードトップ(MS51)

ラッピングブースに入れられた飯田章さんのクラウン。エアコンによって室温を一定に保ち、ホコリの立たない場所で作業は進められていく

       
【その9】から続く

日本レース界の人気者・飯田章さんが、思い出深い旧車をレストアする作業を追う「MS51クラウンハードトップ再生プロジェクト」は、いよいよ10回目。ツヤツヤに輝くボディを守るため、今回は旧車業界でも話題のプロテクションフィルム施工に挑む。

連載スタートから1年半以上が経過。飯田 章さんのプライベートカーとして作り上げてきたMS51クラウンハードトップは、かなり完成形が見えてきた。今回は、心血を注いたボディのコンディションを末長くキープするために、プロテクションフィルムを貼ることにした。施工を依頼したのは、埼玉にある「エスアンドカンパニー イースト(エスカン)」だ。

エスカンは、クルマにフィルムを貼るラッピングと呼ばれる仕事において、草創期から活躍。その腕の確かさから東京オートサロンなどに出展されるデモカーやレーシングカー、はたまたフェラーリやランボルギーニなどの超高級車へのプロテクションフィルム施工を数多くこなしてきた第一人者だ。せっかく美しくよみがえったクラウンだけに、一流のスタッフに、一流のフィルムを貼ってもらいたい。そんな思いからエスカンの門を叩いたのだ。

【画像32枚】エスアンドカンパニーによるボディおよびフロントガラスへのフィルム施工を写真で逐一チェックしよう

施工前の下準備

>>プロテクションフィルムの施工は、ボディに水をかけながら行う。そのためエンジンルームに水が入らないようにするのはもちろん、各部を養生して万全の準備を行う。

フィルムを形状に合わせて切り出す

>>プロテクションフィルムはロールで保管されている。それをボンネットやカウルトップパネルの大きさに合わせて大まかに切り出す。

ボディ形状に合わせつつ施工開始!

>>切り出したフィルムをボンネット上に広げる。ホコリを可能な限り取り除きたいため、水をかけて洗い流しながらフィルムを貼る準備を進めていく。


>>準備が整ったところで、フィルムの糊の付いている面の白い保護シート(セパレーター)をはがし、プロテクションフィルムを直接ボディ上においていく。

text:Akio Sato(rsf)/佐藤アキオ(rsf) photo:Motosuke Fujii(Salute)/藤井元輔(サルーテ) cooperation : S&Company East/エスアンドカンパニー イースト 

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