西会津なつかしCarショー2024【5】アメ車の雰囲気に一目惚れ。残存数も希少なルーチェバンに乗る若き女性オーナー|1975年式 マツダ ルーチェバン デラックス

       
【西会津なつかしCarショー2024 Vol.5】
【4】から続く

西会津町で例年開催されている「西会津なつかしCarショー」。2004年から、「西会津ふるさとなつかしCarショー」の名前で開催されてきたこのイベントだが、開催中止などをはさみつつ、2018年から現在の名称となって実際されている。
イベントの全体の様子については【vol.1】にて紹介している。

ここではイベントで見かけた、希少な個体を紹介していこう。

>> 【画像12枚】残存数の非常に少ない2代目ルーチェバンの持ち主は、もともとAT限定免許の女性オーナーだった。

1975年式 マツダ ルーチェバン デラックス

マツダのフラッグシップモデルとして1966年に初代モデルが登場したルーチェは1972年に2代目にモデルチェンジ。
アメリカ車風のフロントデザインを持ったモデルで、4ドアセダンと2ドアハードトップがラインアップされていた。
島嶼はロータリーエンジン搭載車のみだったが、1973年にはレシプロエンジン車も追加、さらにワゴン、バンモデルが追加される。
ワゴンにはロータリーエンジン車も用意されていたが、バンモデルは1.8リットルのレシプロエンジンのみとなっていた。

この2代目ルーチェ自体がライバルのトヨタマークⅡや日産ローレルの後塵を拝したことから全体の販売台数が少なかったこと、
商用車は使い潰された後、廃車にされがちということかもあって、バンモデルは残存数が非常に少ないレア車だ。

>>オーナーのりょうなさんはバン/ワゴンのスタイルとアメリカ車の雰囲気が好きでアメ車のバンを探していたところ、このルーチェバンに出合って気に入ったという。各部をレストア、オーバーホールし、美しい状態に仕上げている。
4速MTのこのルーチェに乗るため、AT限定だった運転免許を限定解除したという入れ込みようだ。



>>ロータリーエンジンのイメージが強いルーチェだが、2代目では途中から直列4気筒SOHC1.8リットルのレシプロエンジンを追加。
バンモデルにはこのVC型エンジンが搭載される。


>>レザー調でまとめられたシートやヘッドレストの意匠など、マツダの最上位モデルらしい雰囲気をまとっている。


>>もともとシルバーだった個体を全塗装してこのホワイトに仕上げている。


>>「西会津なつかしCarショー」によるアワードでは、女性オーナーに贈られる「プリティブーケ賞」を受賞。ルーチェバンの希少さと美しい仕上がりにも注目が集まっていた。


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西会津なつかしCarショー2024

西会津なつかしCarショー
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text&photo : NOSTALGIC HERO/編集部

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