あせってネジ山をナメてしまう失敗はありがちな話。
ナメてしまったボルトを取り外すのに苦労したハズだ。そんな苦い経験を持つ人に朗報!
緑のグリップがトレードマークの「ネジザウルス」があれば、そんな苦労もしなくてすむ!
【お役立ちツール研究所 vol.1 後編】
パッと見はニッパーやペンチといった、いわゆる一般的なハサミモノ系の工具とあまり変わらないように見える。どうしてつぶれたネジや固着したボルトをつかんで回すことができるのか?
その秘密は先端の形状にある。通常のペンチではヨコ溝しかないため、ネジをつかんでも滑ってしまい、回すことができない。一方のネジザウルスの先端には、タテ溝が刻まれており、これによってネジの頭をガッチリとつかむことができるのだ。
しかも、このタテ溝はより高い摩擦力が得られるように、角度が最適化されている。このちょうどいい角度こそが、ネジを強力につかむためのポイン トで、国際特許を取得しているほど、もの凄いノウハウだったりする。
また、豊富なシリーズ展開をしていることにも注目したい。スタンダードモデルのPZ‐55 のほか、極小サイズのネジに対応するPZ‐57、狭い場所にもアプローチできるPZ‐60などがラインアップ。さらに、バイスクリップやプライヤータイプまで用意されて おり、状況に応じて使い分けができる。
まさにDIY派にとって頼れる存在といえるネジザウルス。工具箱にひとつ忍ばせておけば、クルマのメンテから家電、PCなどまで、レスキューツールとして大活躍してくれるはずだ。
>> 【画像21枚】ネジザウルスの先端部は特殊な形状になっていて、ネジ山の外周を覆うようにつかむことができる。そして独自のタテ溝により、しっかりと摩擦力を発揮。従来のプライヤーのように滑ってしまうこともなく、つぶれたり固着してしまったネジを外せるのだ
【前編】を読む
NEJISAURUS PZ-55 万能に使い倒せるスタンダードモデル
>> 2001年に発売以来、シリーズ累計400万本以上を出荷したネジザウルス。そのスタンダードモデルといえるのがPZ-55だ。先端くわえ部はφ3.0〜8.0㎜、本体くわえ部はφ5.5〜10㎜に対応する。万能に使えるサイズだ。
NEJISAURUS XP PZ-56 大きいネジもつかめるコンビネーション型
>> 先端くわえ部でM6までのネジに対応。スリップジョイント機構を備え2段階の切り替えもできる。先端がスリムなので狭い場所での作業にも最適だ。先端くわえ部はφ3.0〜10㎜、本体くわえ部はφ5.5〜14㎜に対応する。
NEJISAURUS M2 PZ-57 極小サイズのネジはこれでレスキュー!
>> 電子機器などに使用されること多いM2以下の精密ネジにはコレ。静電気対策も施されている。わずか100gの軽量設計なので持ち運びにも便利だ。先端くわえ部はφ2.0〜3.5㎜、本体くわえ部はφ3.5〜5.5㎜に対応する。
NEJISAURUS GT PZ-58 ペンチとしても使える優れものなのだ
>> 頭の低いトラスネジも外せる新設計の先端形状を採用。刀部が設けられており、電線などの切断も可能だ。バネ入りなので連続作業もラクにできる。先端くわえ部はφ3.0〜9.5㎜、本体くわえ部はφ5.5〜10㎜に対応。
NEJISAURUS RX PZ-59 シリーズ最大サイズで大きいネジも軽く回る
>> 全長200㎜とシリーズ最大となる。グリップ部分が長いのでより小さな力で回せる。先端にギア歯を採用しており薄い鉄板をつかめるのも特徴だ。電線を切断することも可能。先端くわえ部はφ3.0〜15㎜に対応する。
NEJISAURUS Z PZ-60 奥まった場所にも最適なラジオペンチタイプ
>> スマートなフォルムでグッドデザイン賞にも輝いた最新作。狭く奥まった部分のネジも外せるラジオペンチ型だ。こちらもギア歯を採用し、細い電線を軽々と切れるのもウリだ。先端くわえ部はφ2.0〜5.5㎜に対応する。
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TEXT: DAISUKE ISHIKAWA/石川大輔 PHOTO: MOTOSUKE FUJI(I SALUTE)/藤井元輔(サルーテ)
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