ロードスター、100、300。ユーノスブランドの拡充、そして500の登場|1993年式 ユーノス500 20F【1】

小振りながら上品なスタイルを演出するメッキグリル。ユーノスのエンブレムは十二単をモチーフにしたデザイン

       
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マツダにとってバブル期の象徴がユーノスブランドである。1988年5月、MI(マツダ・イノベーション)計画がスタート。

その一環で国内販売100万台を目指すために国内販売網を強化する目的で進められたのが5チャネル化だ。強力な販売網を築いていたトヨタにならい、マツダ店、アンフィニ店、オートザム店、オートラマ店、そしてユーノス店が誕生。

ユーノスブランド第一弾が世界で認められた2シーター・ライトウエイト・オープンのロードスターで、以降ユーノス100やユーノス300をリリースし、ラインナップの拡充を図っていった。
【画像21枚】ボディの美しさとツヤを保ち続けるハイレフコート塗装がユーノス500の特徴。また、チリの均一化など高い組み付け精度も高品質なクルマを生み出している




>>プロジェクター式のフロントフォグランプは豪華なメッキ加飾付き。2L車はリアフォグランプも標準装備する。

主要諸元 Specifications
ユーノス500 20F(CAEPE)

全長×全幅×全高(mm) 4545×1695×1350
ホイールベース(mm) 2610
トレッド前/後(mm) 1470/1480
車両重量(kg) 1230
エンジン型式 KF-ZE型
エンジン種類 V型6気筒DOHC
総排気量(cc) 1995
ボア×ストローク(mm) 78.0×69.6
圧縮比 10.0:1
最高出力(ps/rpm) 160/6500
最大トルク(kg-m/rpm) 18.3/5500
変速比 1速2.800/2速1.540/3速1.000/
4速0.700/後退2.333
最終減速比 4.157
ステアリング ラック&ピニオン
サスペンション ストラット(前後とも)
ブレーキ前/後 ベンチレーテッドディスク/ディスク
タイヤ 195/60R15(前後とも)
発売当時価格 222.0万円

【2】へ続く

初出:ハチマルヒーロー2017年1月号 vol.39
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

1993年式 ユーノス500 20F(全4記事)

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