ノーマルの雰囲気を残した、スパルタンなコクピット& FRP製パーツによって軽量化されたエクステリア【6】OS TC24 Z最速の秘密に迫る!

井入選手のドライブでサーキットを駆けるOS TC24 Z。そのコクピットをチェック

       
「TC24-B1Zで旧車チューンドの頂点に立つ」。OS技研のクラシックカーレース参戦プロジェクトは2014年秋に始動した。それから4年半、「オカザキスピードTC24 Z」は念願の頂点に。予選タイムは昨年のコースレコードから2.6秒上回る1分53秒637をマーク。最高速度は289km/hに達した。優勝を絶対的な使命とした決勝も、序盤以降はペースダウンしての余裕の勝利。それにしても、他を圧倒するあの速さはどこからくるのか。ここでは最速の称号を手にしたOS TC24 Zの詳細を徹底解剖する!

【OS TC24 Z最速の秘密に迫る! Vol.6】

【5】から続く

ハンドルやスイッチ類、全てがドライバーの手がすっと届く位置にある。ハンドルボスは乗り降りがスムーズな脱着可能タイプ。また、ステアリングには井入選手のリクエストもあって電動パワステを追加。モーターの位置を工夫して上向きにすることで、ヒザ下あたりをスッキリさせている。




>> 【画像54枚】吸排気系などを変更したTC24‐B1Zや、アルミでワンオフされた燃料タンクを収納するケースなど

text:DAISUKEISHIKAWA/石川大輔 photo:RYOTA-RAWSHIMIZU(FOXXBOOKS)/清水良太郎(フォックスブックス)

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