BMWとBBSの親和性。伝統と革新を着こなす。 BBS RI-D×ワイズワン BMW M4クーペ コンペティション

BBS RI-D×BMW M4/BBS製ホイールは単なるドレスアップではなく、走れば明確にその違いがわかる機能部品だ。前後20インチがG82型M4の走りをより研ぎ澄ます。普段使いを許容するサイズ設定も嬉しい

       

昔ながらの色味で最新のM4を際立たせる。
そんなコーディネートをしたワイズワンは、だからこそ足元にBBS製ホイールを選んだ。
それはとても懐かしく今っぽいものだった。


【画像6枚】BMW M4クーペ コンペティション に装着されて足元を彩る BBS RI-D


近年、BMWはオーダーメイドシステムであるインディヴィジュアルに力を注ぐ。カタログに載る通り一辺倒のボディカラーではなく、あらゆる色やコーディネートが可能となった。

そのシステムを駆使して最新のG82型M4コンペティションを、往年の憧れだったブリティッシュレーシンググリーンに彩ったのがワイズワンだった。G82型となってさらに未来的になったそのスタイリングと、20世紀を象徴するような伝統的な色味とがここまで調和することを知る。とても秀逸なコーディネートだと思う。

そこに欠かせないのがホイールの選択だ。1995年、E36時代のM3 GTの専用色として開発された由緒正しきボディカラーであるがゆえ、同じくいつの時代もBMWとともに歩んできたBBSを選べば間違いない。当時の情景をなぞるのであれば、細メッシュ(クロススポーク)としてゴールド系あたりを投入すれば間違いない。永遠の定番であるLMでもいいし、マッチングの問題さえクリアになればスーパーRSを履かせたいとも思える。

しかし、決して過去にとらわれているだけでは未来が見えない。過去をリスペクトしながら自分なりの未来を描くために、BBSの新時代を象徴するRI‐Dを選ぶ。色味も鮮やかなダイヤモンドシルバーだ。大胆な5本のクロススポークであるがゆえブレーキシステムが露わとなるので、Mパフォーマンスのブレーキキャリパーはゴールドに。このあたり、往年のコーディネートをわきまえている。


>>ブリティッシュレーシンググリーンのボディにダイヤモンドシルバーのホイールを組み合わせたワイズワン。


>>Mパフォーマンスロゴが入ったゴールドのブレーキキャリパー


写真=中島仁菜 Nakajima Nina 文=中三川大地 Nakamigawa Daichi

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