大陸丸 鏡面×イエローのツートーンでスタイリッシュな装いを好演出

荷台周りの見どころは、アオリやプロテクターに施した高品位な鏡面ステンレス張りで、美しい輝きはもちろん、イエローカラーとのコントラストも実に鮮やかだ。

       


鮮やかなイエローのボディと鏡面パーツのコンビネーションで抜群の目立ち度を放っている注目ダンプだ。 オーナーが大好きだというイエローで塗装したキャブ周りは、ボトムエンドに約1m30cmの長さを誇りながらも「無可動」にこだわったラッセル戻しバンパーを採用。精悍なフォルムに加え、両サイドに太めの角型スリットをあしらった重厚な逸品はインパクトも満点だ。また、キャブトップには全体を格子状で仕上げた平型バイザーと、3本の角おこしパイプを立体的に組んだミラーステーを装着。いずれも前方に十分な張り出しを実現している。

特筆すべきは巨大なプロテクトップで、両サイドのほかにボックスの下面にも独創的な角型スリットをコンビネーション。内蔵した蛍光灯を光らせれば、ナイトシーンでも強烈な存在感をアピールする。そのほか、2段サイドバンパーからリアフェンダー、筒出しステンレスに仕込んだ丸テール×9発を設置したリア下周りへと続くアンダーセクションも、注目に値するビューポイントだ。現在はサイドバンパーを1枚モノに変更するリメイクプランを画策中だという。

なお、イエロー×鏡面のツートーンルックが異彩を放つなか、平型バイザー上に備えた青色回転灯とサイドレールに流したLEDの車幅灯(青色発光)が優れたアクセント効果を発揮。カラーコーディネートの妙も含めて、出色の完成度を誇る秀作車だ。

【写真6点】鮮やかなイエローのボディと鏡面パーツのコンビネーション。

カミオン2009年11月号トップアートをもとに再構成

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