夢恋丸 シャンデリアを効果的に使いゴージャスさを強調した日野ライジングレンジャー

オールハンドメイドながら細部の生地の張り込みも実にみごとな出来映え。技術の確かさを感じさせてくれる。

       


雑貨や飲料水を積んで神奈川、山梨などで活躍するオーナー。アート仲間が集まったグループ夢恋丸に所属し、アートの世界でも活躍している。

花格子のワインレッドをメインの生地に、シャンデリアを効果的に使ってゴージャスな室内を作り上げたオーナー。 最大の特徴ともいえるシャンデリアは合計3発。ゴールドキング製のリンゴ型と寝台部のナイヤガラは、変態仲間(?)の○×急行さんから譲り受けたモノだそう。

助手席前のスタンドタイプは、家庭用を改造したオリジナル品だ。ナイヤガラの上部にはロングタイプのイルミネーションランプが2発追加され、寝台部分のゴージャス感を一層グレードアップしている。

そして、スタンドタイプのシャンデリアベースにも秘密がある。レンジャーオーナーならばお気付きだろうが、この部分は通常一段低く、小物などが置けるようなデザインになっている。そこをフラットに改造して、金華山を張り込んでいるのだ。随所に散りばめられた工夫がこの城の質感を一層高いものへとしている。

【写真2枚】友人から譲り受けたシャンデリアなど。

2008年8月号男の城をもとに再構成

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