建塗丸 レアアイテムとアイデアが詰まったにぎやかな城内が粋な三菱ふそうキャンター

2t車のスペース的な問題を考慮に入れ、比較的柄の小さなモンブランを採用。オールハンドメイドの室内は、アイデアにあふれ、にぎやかな雰囲気に包まれている。

       


レトロムードあふれるエクステリアは、バランスのいい仕上がりも魅力。仕事に差し障りのないよう、この春この状態で公認車検を取得したそうだ。なお建塗丸でバリバリ仕事をこなしている。残土や砂利、ときにはユンボも載せることがあるそうだ。

華やかな装いで印象的なのが天井部分。6角形のシャンデリアは、中央部分に房状のビーズをプラスしてゴージャスさを強調する。シャンデリアの前方には大理石調のカッティングシートを導入し、高級感の演出にも抜かりはない。さらに前方にはスイッチボックスと乗用車用を改造した小型のシャンデリアも設置され、一分のスキもない仕上がりをみせる。

後方には、ゴールドキング製のワンマン灯と壁掛けシャンデリアを設置。ウインドーには、生まれて初めて購入したアートパーツだという思い出深いステッカーが張り込まれている。

インパネ部分にはボックスを追加し、使い勝手にも配慮。汚れを考慮して、塗装と生地を巧みに使い分けるなど、仕事車ならではの工夫が行き届いたフィニッシュが施されているのだ。

【写真2枚】タイムスリップしたかのような昭和空間。

2008年7月号男の城をもとに再構成

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