美翔丸 豪華なシャンデリアが映える落ち着いた大人の空間を三菱ふそうキャンターへ誘う

オーナーは華甍という屋号をもち、ペイントやアンドンを手掛ける名うてのハンドメイダー。もちろんこの内装も自らの作品だ。

       


愛華丸秘密工場で仕上げられたエクステリアは、バランスのとれたパーツ配置がみごと。オーナーの手によるアンドンやペイントもプラスされ、華やかな雰囲気に仕上がっている。

落ち着いた雰囲気と高級感の両方を出したかったと、グリーンのコスモスをメインの生地に選んで仕上げている。

細部まできっちりと生地の張り込まれた室内は、狙いどおりの落ち着きを獲得。ホワイトのペイントで仕上げられたインパネと、同じくホワイトのハンドルカバーが、華やかさをほどよくプラスしている。

そして、天井中央のビーズ増しされたシャンデリアが高級感をグッとアップする。外からフロントガラス越しに見えるよう、シャンデリアベースを取り付けて少し低い位置に設置している工夫も◎だ。

ナイトシーンでは、ミラー仕上げのリアウインドーにこのシャンデリアが写り込み、室内をより一層華やかにみせてくれる。
今後は、モニター類を積極的に導入していきたいと語る。敏腕ハンドメイダーのみせる次回作が、今から楽しみだ。

【写真2枚】エメラルド一色のキャビン。

2008年7月号男の城をもとに再構成

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