勝龍丸 独創スタイルをアピールする斬新パーツを全身にまとう三菱ふそうキャンター

V字マーカーや丸型&6角型の筒出しステンレスを多投したフェイスルックは、見る者の驚嘆を誘う超絶のビューポイントだ。

       



アート草創期から活躍するトラック運転歴40年のオーナーが駆る愛車・勝龍丸は、奇抜さ満点の前衛スタイルで周囲から一目置かれている個性派グルマ。「派手に飾ると若い人がかまってくれるじゃない(笑)」ととぼけるが、その実は根っからの目立ちたがり屋。パーツの大半を自作で仕上げたという生粋のアート好きでもある。

斬新なスタイルを印象付けるのは、要塞のようなビジュアルを披露するフロントパネルだ。中央にV字マーカー(LED)を採用するほか、その周辺には丸型筒出し&6角筒出しを無数にレイアウト。

シャープで量感あふれるラッセル戻しバンパーとのマッチングも功を奏し、唯一無二の存在感をアピールしている。ルーフ上に君臨する大型の5段ハチ巻きシートキャリアも、見る者のド肝を抜くビューポイントだ。

また「鏡面の輝きにこだわりました」というボディ周りは、上下に30発以上の丸テールを配したリアゲートが出色。クレーンのアームをシルバーで塗るなど、トータルバランスに配慮したコーディネートは、ベテランオーナーならではの絶妙采配といえるだろう。近日中にアンドン類が原口工芸製に変更予定につき、乞うご期待だ!

【写真7点】難攻不落の要塞のようなド派手なビジュアルを構築!

カミオン2011年5月号トップアートをもとに再構成

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