甍丸 大胆なキャブバックを実行して広大なスペースを創出する三菱ふそうキャンター

アート仲間である博光建築さんが、ほとんどの部分を手掛けたエクステリア。やまよしのペイントも入り、アート車らしい華やかさに満ちている。

       


アート仲間である博光建築さんが、ほとんどの部分を手掛けたエクステリア。やまよしのペイントも入り、アート車らしい華やかさに満ちている。

室内の仕上がりもさることながらその構造自体が大きな特徴となっている甍丸。キャブバックを行うため、キャブ背面の大部分をくり抜き、2t車とは思えない広大な室内を生み出すことに成功している。

連結部はステンレスとゴムを使って、雨対策は万全だ。キャブチルトの機能がしっかり確保され、整備も通常のトラックと同様にできる。

連結された荷台部分は、前半分を部屋に改造。住宅建築の手法で作られた室内は断熱性&防音性に優れた快適空間に。フローリング仕上げが施され、まるで自宅にいるようにくつろげるスペースになっている。 多くの仲間の支えでアートが続けられると語るオーナー。この内装の製作にも裕建興業、博光建築、ガレージ古川など、数多くの仲間が協力してくれたそうだ。

【写真2枚】都会派とレトロ情緒が交錯するフローリング空間。

2008年7月号男の城をもとに再構成

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