男の城 仕事車ゆえにどこまでもさりげなく 第二坂元観光

室内全体を高級感あるワインレッドのローレルコスモスで包み込んだ第二坂元観光。

       



仕事車ということもあり、目指したのはスッキリとした雰囲気。あえてボタン締めなどの技法を使わず、プレーンな張り方にこだわっている。しかしただ生地を張ったのではなく、ベニヤにウレタンを張り込み、その上に生地を張り室内全体に敷き詰めてある。見た目ではわかりにくいが、実はかなりフカフカの肌触りなのだ。

シャンデリアもサイズを抑えた丸型を天井に、ベッド部にはクラブメンバーから譲り受けた壁掛けタイプを4つ装備。存在を主張しすぎることなく、高級感を演出している。

またフロントオーバーヘッドにはバス用ステップ灯を配置するなど、ディテールにもさりげなくこだわりを散りばめる。あくまでもさりげなく、それが大人の男が目指した仕事場だ。

各所の写真2枚

2014年2月号をもとに再構成

RECOMMENDED

RELATED