トップアート こだわりのパーツを過積載する80'sスタイルの正統派ダンプ めじろ観光

プロテク背面ペイントは、いぶし銀の魅力を醸す筆描き作品。「海の潮は満ちる〜」で始まる詩的な恋文が、艶やかなペイントの世界観を支える。

       



めじろ観光は、いわく「昔からよく見てきたトラックの影響を受けました」という昭和ルックな2tダンプ。ウロコステンレス素材の大型パーツ群を中心に、’80年代気分満点のアートを展開している。 注目となるキャブパーツは、20年以上前に製作されたお宝シートキャリアで、前面に名匠・すずき工芸がこしらえたサクラ模様のメインアンドンを装着するほか、凹スペースに並べた3段ハチ巻きも見どころ。さらに最上部には、斉藤さんが自作した尾翼付きロケットを備えている。

また、黄色いマーカーを並べた平型バイザーや丸リングをあしらったミラーステー、ボトムエンドに装着したウロコステンレス素材のキャデラックバンパーなど、マニア垂涎の大型パーツ陣も見応え満点だ。 一方、ボディ回りを彩るパーツ群(サイドバンパー、フェンダー、テールボックスなど)にもウロコステンレス素材を選択。これまた20年以上前の作品となるプロテク背面画は、筆描きならではの素朴な味わいで、周囲に個性をふりまいている。今後も、弁当箱の装着ほか、積極的にスタイルを進化させていく予定だという。

各所の写真はコチラから。

カミオン2014年5月号をもとに再構成

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