ベスト5 可愛ゆ〜いミニダンプ 小意気な京都慕情

アンドン、レリーフ、星マーカー。2色使いのバイザーマーカー、ホーンの前方にもマーカーを装着。トップパートはにぎやかだ。



ボディ一面はウロコステンレスでカバーすることで、平ボディにも見える。

こちらは浪花会の2t車。幸星丸と比較すると、東西の違いがよくわかる。関東はマーカーランプを多数取り付け、 リレーさせるのが主流だが、関西はアンドンの色の派手さ。マーカーランプも目立つ赤や黄色を好んで使う。 関東はマーカーはブルー、グリーンが好まれる。

ウロコステンレスにしても、関東はその上にカラフルな模様が入っているものが多い。関西は、そのようなものは少ない。

バンパーは、型の豊富さでは関東。 しかしウロコステンレスをドアに巻いたり、サイドに取り付けたりするのでは、関西が1枚上といえそうだ。


フロントバンパーのキャッチフレーズはインパクト抜群だ。写真を撮っている少年は今なにをしているのだろう。

「飾りだして2年、200万円ぐらいかかってまんな。これからフロントマスクをステンレスで決め、キャビンも宇宙船のようにユニークなものに改造するんや。昨年の夏に名古屋でぶつけたから、今年は事故らないように気をつけるよ」。

建築資材の運搬が仕事。最近は京都での仕事が多いとか。

このエルフ、54年型で走行距離12万kmだ。ただ、アンドン文字が過激すぎて、チビッコファンにはちょっとマズい!?

文:編集部

カミオン1985年4月号をもとに再構成

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