ベスト5 360個のマーカーランプはすべてリレー! 幸星丸

ワンマン灯でニックをアピールする幸星丸。菱形マーカーは場所に応じて、微妙に角度を変えながら配置しているのが特徴だ。

       


シートキャリアを高く掲げながらも不安定さを一切感じさせないプロポーションは見事のひと言。

哥麿会は2t車が多く、相川さんのアートトラックもその一台だ。

「目立つようにするとなると、アンドンを増やしたり、マーカーランプも多くしたりすることになる。昨年の5月までは、アンドンはひとつだけだったが今は、3段飾りになってしまった。上がつかえるので、もう、これ以上高くはできない。 あとやるとしたら、サイドとリヤに絵を描くことぐらいだと思う」。

フロントグリルのマーカーランプも、 なかなかユニーク。もちろんリレーするようになっている。

「これまで、総額で300万円ぐらいかかったんじゃないのかな。約2年間でここまできた。走っているコースは、地元の神奈川県中心。4t車用のダイナモを付けているから、夜は半分以上点灯している。ただ、雨の日はショートすると大変だから、メインのアンドンぐらいしか点けていないけどね」。

ブルーのボディとウロコステンレスの調和がよく、爽やかな感じをあたえる。キャデラックバンパー、角型ヘッドライトもピッタリ決まっている。

各所の写真2点

−−オーナーは37年後、アートトラックライフの集大成とも言える大型旗艦車を製作した。そちらも必見だ。

文:編集部 カミオン1985年4月号をもとに再構成

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