デボネア60周年ミーティング【4】愛するデボネアの面倒は自分で見る! 夫婦で参加のデボネア一家も|第3回デボリンピック イン 三菱オートギャラリー vol.4

1975年式 三菱デボネア エグゼクティブのインテリア

       
【3】から続く
【第3回デボリンピック イン 三菱オートギャラリー vol.4】
オリンピックのように、4年に1度開催されるデボネアオーナーズイベント「デボリンピック」。
今回はデボネアの発売60周年と合わせての開催となり、三菱自動車の岡崎製作所内にある「三菱オートギャラリー」の見学を兼ねたミーティングが行われた。

参加車両のうち、およそ22年にわたって販売され「走るシーラカンス」とも呼ばれた初代デボネアとそのオーナーを紹介していこう。

>> 【画像17枚】アルファードのホイール流用やアメリカンカスタムなど、オーナーそれぞれの好みが光ったデボネアイベント。

1981年式 三菱デボネア エグゼクティブSE(A33)


TV番組「アメトーーク!」の旧車芸人回を見て旧車に興味を持ち、自分と同い年の個体を探し続けて、6年前に入手したというA33デボネア。
ノーマルを基本に、当時の雰囲気を楽しむというのがモットー。



>>フェンダーミラーはA31のメッキミラーに変更済。

1975年式 三菱デボネア エグゼクティブ(A31)


長年のデボネアファンというオーナーは、以前にも別のデボネアを所有していたが、その時の個体は事故により廃車に。
そこで不動車だったこの個体を手に入れ、仲間たちと再生して現在に至る。まさにデボネアコネクションの記念碑的存在。

冷却水、オイル、エアの点検は欠かさず、17万㎞を超える走行距離でも無事に維持している。
また、サビを防ぐために日頃のメンテ時にもできるだけ水洗いは避けるという徹底ぶりだ。


>>サターンエンジンにベンチシート+コラムシフトのいわゆる「ベンコラ」仕様がポイント。

1985年式 三菱デボネア エグゼクティブSE(A33)


夫婦で参加のオーナーは、20歳の頃に別のデボネアに乗っており、約35年ぶりに入手したという1台。
ミッションがだめになったことから、エンジンごと換装しており、グッドコンディションに維持されている。
「不具合は自分で直す!」を基本としている。


>>曇り1つない美しいホワイトカラーのボディが自慢。

1979年式 三菱デボネア エグゼクティブSE(A33)


今回の参加者で最も近隣から参加のオーナー。
独特なデザインや見た目に惚れて入手したという。
電気工事の仕事を手掛けている関係から、自動車の電装系の造詣も深い。


>>この個体も独自回路を工作して安定したコンディションとしている。


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第3回デボリンピック(全4記事)

デボリンピック
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text &photo : NOSTALGIC HERO/編集部

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