第28回 東京モーターショー1989 ダイハツ編【4】91年秋に正式発売! 粋なオープンボディのリーザ

ルーフを取り去り、爽快なオープンエアモータリングを満喫できるリーザのスパイダー。キュートなデザインがさらに輝きを放った。ショーから2年後、正式発売に移されている

日本でもっとも長い歴史を誇る量産自動車メーカーがダイハツだ。1987年に創設から80年の節目を迎えた。1989年の第28回  東京モーターショーでは次のステップへ駆け上がるダイハツの意気込みが感じ取れる。ショーの展示はコンパクトカーと軽自動車が中心だったが、その展示においては上級志向も顔をのぞかせた。

【1989年 第28回  東京モーターショー ダイハツ編 Vol.4】

【画像8枚】バブル真っ只中に開催された東京モーターショー。変革を遂げる中で出品されたダイハツのショーカーたち

リーザ

86年12月に送り出した2+2レイアウトのリーザは、前評判が高かった割に販売は低迷した。そこでカンフル剤としてフルオープンのリーザスパイダーを参考出品している。窮屈で狭いと酷評された後席は取り去り、2シーターとしたから居住性は文句なしだ。粋なオープンボディのリーザは、排気量を660ccに拡大した直列3気筒エンジンにターボを組み合わせ、91年秋に正式発売に移された。

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【3】から続く

初出:ハチマルヒーロー vol.044 2017年11月号
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

第28回 東京モーターショー1989 ダイハツ編(全5記事)

TEXT : HIDEAKI KATAOKA/片岡英明 PHOTO : JAMA/一般社団法人 日本自動車工業会

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