KYOJO CUP 最終戦(第4戦)が2023年11月26日(日)に行われた。最後までシリーズチャンピオンが決まらない中、三浦愛と翁長実希の最後の決戦がスタート。ミハラレーシングの運命を決めるべく、井下沙霧の最後のレースが始まった。
【井下沙霧の競女挑戦 KYOJO CUP最終戦 vol.1】
シリーズチャンピオンが決まらないまま、最終の第4戦が始まった。予選トップは三浦愛。翁長実希がその後に続く。第1戦から続く二人の対決は最終戦までもつれることになった。
我らが井下沙霧は自身のコースレコードを更新するも予選19位。予選12位までが2分を切るという高レベルの争いとなっており、本戦でどこまでついていけるかがポイントとなっていた。
斎藤愛未が予選3位、岩岡万梨恵が予選4位といよいよその実力を発揮。スーパー高校生富下李央菜が予選5位と安定、佐々木藍咲が予選8位と好調。
今回は多くのレースが同時に開催され、KYOJOの車両にレジェンドドライバーが搭乗して行うレジェンドカップも開催。そのためフラッグの色ひとつですべてのスケジュールがどんどん遅れる状況。
KYOJO CUPも開始が遅れ、各ドライバーに不安な表情がよぎり始めた頃、決勝がスタート。先頭集団の激しいホールショット争いで接触ギリギリとなった第1コーナーを抜け出したのはやはり三浦と翁長。
その後ろに予選3位の斎藤愛未が続く。岩岡がスタートの混乱の中で後退すると山本龍、平川真子、富下、佐々木が激しい4位争いを展開。今回もっとも見応えのあるバトルになった。
そして注目されたのは、ペナルティーでスタートグリッドが5番目から11番目へと大きく下げられた永井歩夢の走り。先頭グループの後ろに付けると次々に抜き去り、最終的には4位でフィニッシュした。
【画像19枚】予選は自身のコースレコードを更新するも、19位に終わった沙霧。決勝戦の走りに期待だ。>>KYOJO CUPのほかにも多くのレースが行われたこの日は多くの来場者であふれかえった。
>>パドックのイベントスペースではミハラ自動車のレストア車両が並べられ、多くの人がそのクルマの美しさに感嘆。
>>沙霧にもファンが付き、サインに応じる姿も。
【2】へ続く