欠品は許されない! 重要保安部品等はオリジナル製作して対応|トヨタ2000GT復刻パーツコレクション【12-3】ニッポン名車物語 復活編 第12話

トヨタ2000GT復刻パーツコレクション。ブレーキまわりのパーツを紹介

いよいよ、ビンテージカーヨシノによる水没車のレストア作業が大詰めだ。すでに後期型トヨタ2000GTと、フェアレディ240Zは、ビンテージカーヨシノの技術とオリジナル製作されたワンオフパーツを駆使した作業内容によって完全再生している。今回は最後に残った前期型トヨタ2000GTの作業内容に関してご報告しよう。

【ニッポン名車物語 復活編 第十二話 Vol.3】

【2】から続く

 トヨタ2000GTは日本の乗用車のなかでも画期的なブレーキシステムを採用している。ブースターを備えた独立の対向2ポット式で、マスターバックは別体となってサービスボックス内に収納されるというもの。この機構のため、オイルラインは複雑になっているし、純正パーツが存在しない現状では、他社製キャリパーを装着した場合、オイルラインをオリジナルで製作する必要があるのだ。ビンテージカーヨシノでも、重要保安部品となるブレーキに関してはオリジナルパーツを用意している。もちろん装着は経験豊富なスタッフが担当するのでご安心を!! 安心のストッピングパワーを獲得できるのだ。

>> 【画像16枚】パワートレーン、サスペンションなど機関部をすべて搭載した状態の前期型トヨタ2000GTの姿など





>> ビンテージカーヨシノの新品ブレーキキャリパー。トヨタ2000GTは対向2ポットという形式となるため、1輪あたり2個のキャリパーが必要。





>> ブレーキ補修は、純正パーツの供給がないためブレーキラインもキャリパーに合わせてワンオフ製作する必要があり、ブレーキホースは必須。

>> 【画像16枚】チッピング塗装仕上げで美麗になった下回りなど


※商品に関してのお問い合わせは、ビンテージカーヨシノにご連絡ください。


初出:Nostalgic Hero 2018年4月号 vol.186
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

ニッポン名車物語 復活編 第12話(全3記事)

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【1】【2】から続く

cooperation : VINTAGE CAR YOSHINO/ビンテージカーヨシノ photo : VINTAGE CAR YOSHINO/ビンテージカーヨシノ&NOSTALGIC HERO/編集部 text : NOSTALGIC HERO/編集部

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