【ハイエースの最新カスタムスタイル】CRS/ESSEXが提案するサゲとアゲの2台

リフトアップとローダウン、アゲサゲの2台をチェック!

       
大阪を拠点に、千葉、横浜、名古屋、福岡に店舗を構えるハイエース専門店「シーアールエス(CRS)」。新車・中古車コンプリート販売から、アフターパーツ、車検、買い取りまでをワンストップで可能とするハイエースの総合デパート的存在といえる。そのCRSのアフターパーツ部門が「エセックス(ESSEX)」で、エアロパーツ、ホイール、足回り、インテリアパーツと、ハイエースをグレードアップするアイテムが目白押しだ。

ハイエースを知り尽くしているCRSだからこそ、デモカーの製作も現在のハイエースカスタマイズのトレンドを踏まえたものとなっている。今回紹介する2台は、どちらもハイエースの人気モデル、ナローボディ・バンS-GLをベースとしているが、まるっきり正反対の性格を持っているのが特徴だ。

【画像46枚】ハイエースマイスターCRSがメイクする最新デモカー2台!


最新カラーを身にまとったローダウン仕様のフルパッケージ

まずは、「アースカラーパッケージ」の新色、アーバンカーキをまとったローダウン仕様に仕上げたハイエース・ナローボディ・S-GLから紹介していこう。エセックスのNEWラインとなる「レガーレ」のエアロは、フロント・サイド・リアの3部構成。最大のポイントは、すべてが被せタイプのハーフスポイラー形状ということだ。ガラッと変わった感を出すならバンパーごと交換するフルバンパータイプのエアロが効果的だが、外した純正バンパーの処理やバンパーに設置されているコーナーセンサーなどの問題もあるので、あまり現実的ではない。そこで、エセックス・レガーレは、ハーフタイプながらバンパータイプのような大胆なデザインとしつつ、コーナーセンサーを見事にかわす工夫がされているのだ。

ハーフタイプながら「フロントバンパースポイラー」と名付けられたフロントエアロは、コーナーセンサー下の斜めに入ったラインが被せタイプの泣きどころだが、それをデザインの一部とするかのような違和感レスのフィニッシュ。フォグランプ回りの立体形状と併せ、秀逸の3Dデザインとなっている。なお、ナンバー部分にかかる開口部には、付属パーツとなるブラックアウトパネルを装着し、フロントセクションをキリリと引き締める効果にひと役買っている。また、スポーティに魅せるなら、デモカー同様、ボトム部にフリッパーを装着すれば、イッキにレーシー仕様に変身する。

フロントとリアのつなぎ役に徹するサイドステップは、凹状のシンプルデザインながら弓なり形状とし、躍動感をプラスする。リアスポイラーもバンパータイプと見間違えるほど重厚なデザインとなっており、特筆すべきはコーナーセンサーのかわし方。コーナーセンサー部分をくり抜いてダクトに見えるようにしているのだ! ディフューザー部は、リフトアップスタイルにも似合うブロック形状としており、マフラーレス仕様、マフラー左右出し、マフラー右出しの3タイプ用意。さらには作業時に便利なステップありとステップなしもチョイス可能で、バリエーションの豊富さがハンパない!!

エアロパーツとともに注目したいのがホイールだ。「ENCS 2PIECES」は、先行発売されていた「ENCS」(オレンジのS-GLに装着)の2ピースモデルとなる。ENCSは「エセックス・ネオクラシック・ステラ」の略で、ステラはイタリア語で「星」を意味する。その名のとおり、ディスク形状はクラシカルな星型となるが、スポークの途中にリブを設けることでデザイン性をアップ。コンケーブディスクとリムの絶妙なコンビネーションで、2ピースならではの高級感を醸し出す。サイズは17インチがリバースリム、18インチがステップリムで、リム幅は17インチが6.5〜9J、18インチが7.5〜11.5J。オーバーフェンダーを装着して足元の深みを際立たせたい人にはピッタリのモデルだ。カラーバリエーションは、定番のブラックポリッシュやブラックのほか、ホワイト、ブロンズポリッシュなど、全12色用意する。

内装はエセックスのパーツがてんこ盛り。発売以来、常に高い人気を誇る「ビレットコレクション」は、普段手に触れることが多い、シフトノブ、サイドブレーキ、アシストグリップなどを削り出しのビレットで作製した逸品。モデルによっては、シンプルなブラックやシルバーのほか、ブルー、レッド、ゴールドといったアクセントとして映えるカラーもラインナップする。シートカバー&センターコンソールは、ワンランク上の「ハイグレードシリーズ」をチョイスし、商用車と感じさせないゴージャス感を味わえるのも◎。

「アースカラーパッケージのアーバンカーキ=アウトドア系」という固定観念をブチ破り、あえてのローダウンで魅せたCRS・エセックスのS-GL。ハイエースカスタムのトレンドを常に発信し続けるCRSがプロデュースするだけに、このスタイルはバズること間違いナシ!



>>「レガーレ・フロントバンパースポイラー」(7万4800円〜)は、純正バンパーの上に被せるタイプのスポイラー。コーナーセンサーをかわす斜めのライン、フォグ回りの立体的なデザイン、別体のように見せるボトム部など、バンパータイプに負けないぐらいの迫力が魅力。アクセントとして別売りの「フリッパーVer.III」(3万6300円〜)をプラスすれば、レーシーな雰囲気に早変わり!


>>アッパー部にスリットを入れ、スポーティに仕上げた「プログレスI・バッドパネル」(5万9400円〜)。ヘッドライトにボトム部が絶妙に被さり、ハンサムフェイスに変身する。


>>オーバーフェンダーは車高を下げてなくても20mm下がったように見えるダウンフォルム仕様の「ES・オーバーフェンダー」(4万9500円〜)。出幅は25mmとなるので、構造変更が必要となる。ABS製。


>>フロント&リア側のデザインにボリュームを持たせ、形状を弓なり状としてボディをスッキリ魅せる「レガーレ・サイドステップ」(6万6000円〜)。


>>下のほうにさりげなくESSEXのロゴが入る「広角ミラーレンズ」(左右セット:2万3100円〜)は、視認性が広がるので見やすさ数段アップ! カラーはライトブルー、ブルー、ゴールドの3色を用意。2020年4月以降のハイエースに適合する。


>>「レガーレ・リアバンパー」(6万6000円〜)はフロント同様、純正バンパーに被せるタイプ。左右のコーナーセンサー部はくりぬかれており、コーナーセンサーのないモデルは、ダクトの役割を果たす。デザインは、レーシーなディフューザーの中にブロックパターンを合わせる斬新なスタイル。サゲでもアゲでも似合うように工夫されているのだ。マフラーレスから左右出しまで3タイプ、さらにはステップのアリ・ナシの3タイプの計6タイプをラインナップする。


>>スポーティなイメージを植え付ける、跳ね上げデザインの「プログレスII・リアウイング」(4万6200円〜)。デザインを強調させるならセミグロスブラックでの塗り分けも効果的。


>>制振機構を備えたダンパーをハイエースの前後に装着することで、驚くほど剛性がアップする「モーションコントロールビーム」(前後セット:11万5500円〜)。ボディのネジレやヨレを抑制し、走行安定性を確保する魔法のパーツだ。



>>イタリア語で「星」を意味する「ステラ」を商品名に冠したホイール「ENCS(エセックス・ネオクラシック・ステラ)」。その2ピースモデル(8万2500〜10万6700円)は、17インチ(6.5〜9J)がリバースリムで、18インチ(7.5〜11.5J)はステップリムを採用する。カラーラインナップは実に豊富で、ブラックポリッシュ、ブラック、セミグロスブラック、セミグロスシルバー、ハイパーグロス、ホワイト、ブロンズポリッシュ、ゴールドポリッシュ、ガンメタリックポリッシュ、レッドクリア、ブロンズクリア、プラチナムポリッシュの全12色!!


>>星型のディスク面を極限までコンケーブさせることで、2ピースならではのリムの深さを強調する。


>>スポークにクボミを入れることで、星型デザインが単調にならないようにデザインされている。スポーク部の切削処理も美しい。


>>高級感をアシストするステップリムは18インチに採用。リムの深さを強調できるのがウレシイ。



装着ホイール&タイヤサイズ:18×9J INSET25 & 225/45R18

PHOTO/上新庄写真センター TEXT/カスタムCAR編集部

タグ:

RECOMMENDED

RELATED