【ガッツリ着地!!】突き詰めた足回りで着地達成! リーフペイントがボディに映えるアメリカンハイエース☆

シャコタン道を邁進し、着地ハイエースに辿り着いた。

       
ハイドロでベタ落ちかまし、
アメリカンなスタイリングで魅せる!

【画像11枚】ゴールドリーフが映えるボディ、トリニティと突き詰めた足回り、注目のリアバンパーなど、ベタ落ち200系の詳細はココをチェック!

100系時代からハイエースを乗り続けるオーナー。
200系への乗り換え当初は、生足カスタムで試行錯誤したが、仕事での利用とローフォルムとの両立を考えたときに行き着いたのはハイドロ仕様だった。

そこで、ハイエースの激低カスタムで名高いトリニティをチョイス。
最初はハイドロシステムのポン付けのみ。
しかし「さらに車高を下げたい」という思いから、たった3日で再度トリニティを訪れ、着地仕様をあらためてオーダーしたという。
着地仕様では、足回りはハイドロに加え、リアに4リンクを組み、ホーシングの逃げのトンネルなども完備。
さらにフロントはトリニティオリジナルのショートナックルの採用やフェンダーカットなどを施して、パーフェクトなフォルムを実現している。

ホイールは、ホーシングのナロード加工を施し、US製KMCのスライド(20×8.5J)を履きこなす。
USトラッキンイメージを足元に込めたかったのがセレクトの理由で、お目当てのメッキ仕様のスライドは国内の流通がなかったため、本国から直輸入した強者だ。

ボディはノンエアロで低さを追求し、ボディカラーは20系プリウス純正のゴールドにリーフペイントを加えた。
オレンジ×ゴールドのリーフは着地時の高さを想定して位置やサイズを決定した入魂のポイントとなる。

バンパーはあえて1型のDXバンパーを採用。
リアにもステップバンパーを使用するなど、ストックのフォルムをあくまでも尊重するというのがオーナーの思想だ。

リアゲートやドアなどのハンドル類はすべてシェイブし、ツルりとしたスムーズフォルムを作ったのも大きな見どころ。

15年掛けて作り上げてきた渾身のカスタムがついに完成した。



>>リアバンパーはあえてステップバンパーを採用。ブラック塗装を施し、存在感を消している。


>>リアビューでもうひとつの見どころが、オーナーの後輩がワンオフしたというナンバーフレーム。パイプをベンダーで曲げ加工して、ナンバー灯の配線をパイプ内に隠しているなど、仕上げのよさも絶品だ。


>>スムージングしたリアゲートや、わずかに叩いて膨らませているリアフェンダーなど、あくまでもスムーズでつながりのあるラインを大切にするのがオーナー流。そのフォルムがより一層低さを強調している。


>>リーフにはオレンジ×ゴールドのカラーリングを採用。徹底してこだわったのはデザインと位置。ハイドロで着地した際にバランスのいい高さを考慮してデザインされている。前方から後ろへと流れるラインで疾走感を表しているのも見どころだ。


>>ホイールはオーナーがこだわり抜いたKMCのスライドをチョイス。20×8.5Jをハブ加工+1cmのナロード処理で履きこなす。USトラッキンイメージのカスタムスタイルにフィットするフォルムだ。


>>ダッシュ回りもきれいに加工が施されている。純正ナビの下部にはワンオフモニターをビルトイン加工。さらにセンターコンソールは使いやすさを考慮し、E25キャラバンのコンソールをスワップしている。サンルーフも取り付けて、爽快感もアップ!


>>トリニティの手によるハイドロ(着地仕様)を組み込んだこのクルマ。左のステップ部にハイドロユニットを設置している。


>>リアはホーシングの逃げなどを考慮したトンネルを設置。4リンク化などの大ワザ加工はもちろん、接触部分をクリアする細かな加工も詰め込んでいる。


>>フロントには着地仕様のための各部の加工がみっちり組み込まれている。ショートナックルはトリニティのオリジナル。ハイドロシリンダーの取り付け位置なども、長い経験から最適なポイントを知るのだ。


>>着地仕様に欠かせなくなっているのがリアのリンクサス化。オーナーは2度目のトリニティ来店時に4リンク化を決意。着地仕様、さらには低い状態でも走れることを狙うならば欠かせない要素だ。


>>トリニティと足回りを突き詰め、ハイドロ化→着地仕様までモディファイし、このローフォルムをゲット! 1型のDXバンパーをあえてチョイスしたフェイスも圧巻だ。


『カスタムCAR』2021年2月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:ハイエース・ナローボディ・バンS-GL/2005年型
SOURCE:トリニティ

PHOTO/佐藤亮太 TEXT/土田康弘

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