雅乃与太郎 極上のメッキパーツ＆ディテールメイクで美麗スタイルを構築

カミオン編集部 2023/10/28

ウロコステンレスを光らせたリア観音扉は、蝶番のボルト頭部の角度までそろえる徹底ぶり。オールドなスカＧテール×9発を配したリア下回りもビューポイントだ。

　　　　　　　

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雅乃与太郎は、所属クラブの大先輩から譲り受けた美しくも個性的な秀作車。「大好きなトラックだったので『おまえになら譲ってもいいよ』と言われたときは、天にも昇る気持ちでした」という。 量感を抑えた舟型バンパーを筆頭に、サイドバンパー＆バスフェンダー、リアバンパーは、すべてFCと中村メッキの手腕によるハイクオリティな逸品。卓抜の技術力に裏打ちされた造形とピカイチの輝きは、街道でも一目置かれている。また、エルフの面影を消し去る日野4Dグリルのスワップや、オールドスタイルで統一したバイザー＆ミラーステー、箱上に鎮座する当時モノのバスロケットも、ファンの驚嘆を誘うビューポイント。

名匠すずき工芸の筆致が光る箱2面の文字ペイントや、ウロコステンレス張りのリア観音扉など、ボディ回りにも多彩な見どころを用意している。シャシー回りに目を向けると、床面にウロコステンレスを張り巡らすほか、縦＆横根太には高品位かつ高剛性な鏡面素材をコンビネーションし、美しいビジュアルと優れた耐久性の両得に成功している。
「古くからのファンの期待を裏切らないよう、もともとの魅力を踏襲しながらアートアップしていきます！」。極上の素材をどう調理していくのか、今後の進化が楽しみだ。

【写真6点】天にも昇る気持ちのディテールメイク。

カミオン2013年2月号トップアートをもとに再構成

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