一希丸 美麗なステンレスパーツ群とペイントで魅せる'80年代アート

カミオン編集部 2023/10/12

サイドパートは文字ペイントで統一し、リアにのみ波絵をフィーチャー。'80年代に活躍した数々の名車のたたずまいを会得することに成功している。

　　　　　　　

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華やかさあふれるステンレスパーツに、すずき工芸のペイントをコンビネーション。アートが華やかなりし’80年代を彷彿させるスタイルは、トラックファンの憧れを具現化した秀麗なる仕上がりを見せている。

トップに鎮座し圧倒的存在感を放つシートキャリアは、打ち出し模様やレリーフが散りばめられた美しい逸品。その芸術的フィニッシュは、まるで高級工芸品のよう。素材にブーゲンステンレスを使用している点も、美しさを倍増させている。

キャブのトップパートには、ウロコステンレス製の平型バイザーをコンビネーション。前面の起こし部分に抜き加工が入ったフォルムで、’80年代テイストを盛り上げる格好のパーツチョイスといえる。さりげなくプラスされた2発のビッグホーンも、古き良き時代を思い起こさせてくれる。

そしてキャブボトムには力強い雰囲気をもたらすキャデラックバンパーを装着。グリル塗装やウインカー色変更などとともに、個性的なマスクを創出する。サブアイテムとしてプラスされた弁当箱アンドンやバスマークにも、赤地のミラーアンドンを選択して華やかさを一層引き立てている。 また、こうしたキャブアートをより魅力的にみせているのが、クルマ全体を色鮮やかに彩るすずき工芸の手によるペイントの数々。三重県から2度通って描いてもらったというペイントは、一希丸最大のアートポイントといってもいいだろう。

【写真5点】アートが華やかなりし’80年代を彷彿させるスタイル。

カミオン2010年10月号トップアートをもとに再構成

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