二代目魁観光 迫力の大型パーツ&ペイントで個性的アートを格調高く仕上げる

キャブを飾るスーパーアートとともに、強烈なインパクトを放つ箱3面のペイント。迫力ある仕上がりは、橋本工芸渾身の作品だ。

       


二代目魁観光は、スーパーアートの手法を採り入れたステンレスパーツと迫力ある箱ペイントで見る者を魅了。会長車にふさわしい豪快かつ美麗なアートを展開している。

その豪快なアートのなかでも、もっともインパクトを放っているのがミラーステーのブレ止め。巨大な星型筒出しを7発並べ、フロントマスクを大胆に飾る。筒出しの内部にはLEDが仕込まれており、ナイトシーンでもそのインパクトは強烈だ。

さらにその下部には3発の筒出し、鉄仮面一体型のグリルと豪快なアートは続く。この部分には20発以上のストロボライトが仕込まれており、強烈な光で異次元のナイトシーンを見せてくれる。そして極太フラッグポールと左右に星型筒出しを装備したラッセル戻しバンパーが、キャブエンドにドッシリと構える。バンパー最下部の6角筒出し、アンドン部分の星の抜き加工と、ディテールまでまったくスキのないアートを展開。アイデアあふれるそのアートには、驚かされるばかりだ。

もちろんトップパートもそれに負けじと豪快なアートを展開。トップにパイプ加工を施したシートキャリアを挟むように、巨大なロケットを2発装備。ロケットの間には、ストロボライトを内蔵した6発の筒出しを並べており、ミラーステーの筒出しとも相まって、トップパートもアグレッシブさ全開のアートを披露している。

こうした豪快なアートにさらに花を添えているのが、橋本工芸が腕をふるった箱ペイント。伝統的なモチーフと力強タッチが、会長車にふさわしい重厚な雰囲気を感じさせ、二代目魁観光のアートを格調高いものへと昇華させているようだ。

【写真6点】豪快かつ美麗なアートを展開。

カミオン2010年7月号トップアートをもとに再構成

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