拓力丸 コンセプトは仕事をしながら飾る迫力のダンプ

バイザーに刻まれた「恋も未練も……」の一節は、男くさい名文句を採用。クラブ名をフィーチャーしたフロントスクリーンとともに、エアブラシ平山が手がけた渾身の作品だ。

       


ダンプらしく大型のステンレスボックスを装備したプロテクトップには、20発以上の筒出しをズラリと並べてアグレッシブなイメージを強烈アピール。筒出し内部にはストロボライトが仕込まれており、夜にはランダムに明滅する煌々たる光で、インパクトあふれるナイトシーンを披露する。

そこから続くバイザー&ミラーステーは、ともに角パイプを中心に構成。バイザーには名曲「花と竜」の一節が刻まれ、迫力のアートに粋をプラス。ミラーステーは極太50角の角パイプを3本使用した3Dタイプ。力強いダンプの雰囲気にジャストマッチした存在感あふれるパーツといえる。ボトムエンドに装着された舟型バンパーとともに、ギガのマスクを迫力たっぷりに見せている。

また、ボディサイドとサイドバンパー、リアバンパーステーには、珍しいパピヨンのエッチングステンレスを配置。オリジナリティを演出するとともに、華やかな雰囲気をもたらしている。ベストワールドオリジナルのパープルカラーとのマッチングもバッチリだ。

【写真6点】「仕事のできる飾り」がコンセプト。

カミオン2010年10月号トップアートをもとに再構成

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