日野ドルフィン 「顔面=レトロ、その他=モダン」で勝負した個性派ダンプ!

初期型のドルフィン用グリル&バスライトをはじめ、舟型バンパー、ウイングマーク、弁当箱など、フェイス周りにはレトロパーツが目白押し。

       



熊本県を拠点に九州一円を走るガチャガチャ丸は「顔面だけをレトロ風で仕上げました」というオリジナリティ豊かな大型ダンプだ。注目のフェイスルックは、初期型のドルフィン用グリルとバスライトのコンビネーション。上方にウイングマークと弁当箱、下方に厚さ50cmの舟型バンパーを装着するなど、周辺スペースもレトロ気分で仕上げている。

一方のキャブトップは、太さの違う角おこしパイプを組み合わせたミラーステーや、前面上段に菱抜きデザインをあしらった2段平型バイザーなど、モダンルックな大型パーツでアートアップ。角おこしパイプで組んだ幅広のハシゴも、パイプ間に丸棒菱チップをあしらうなど、モダン志向なアレンジで個性をアピールしている。

なお、荷台回りの目玉となるプロテクトップは、前面を彩るオレンジマーカー&アルナアンドンに加え、バイザー風に張り出した頭頂部も見応え満点。そのほか、凹凸フォルムが個性的なサイドバンパーや、3連8角テールを3か所に配置したリア下回りなど、アンダーセクションにも見どころを散りばめている。「今後ですか? シートキャリアを載せようか迷い中です(笑)」。

【写真6点】ガチャガチャ丸の細部。

カミオン2012年2月号トップアートをもとに再構成

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