二代目直樹丸 高品位な鏡面パーツ&いぶし銀のすずき文字で華麗さを演出!三菱ふそうザ・グレート

リア下周りには角テール×12発を整然とレイアウト。ボックス前面には格子状のアレンジを施している。

       



ダンプ9台を擁して残土や砂利の運搬業務を展開する小泉企画興業。その看板車的存在である二代目直樹丸は、ボディショップヤマモトでこしらえた大型パーツを中心に、個性派スタイリングを構築。鮮烈なコーポレートカラーとの相性もピカイチな美麗ダンプだ。

キャブトップに2段平型バイザーと角おこしパイプ×3本を並列に組んだミラーステーを装着。前方への張り出し量を1mで統一することで、優れたトータルバランスも獲得している。

また、舟型バンパーは、前面左右にすずき工芸が手腕をふるったアンドンをセット。キャブ側面に装着したしぼりパイプ素材のハシゴも、特筆すべきビューポイントだ。

一方の荷台周りは、アオリ全面をブーゲン柄のエッチングステンレスで美しくコーディネート。“命みじかし 恋せよ乙女”のアンドンを収めた巨大プロテクトップや、最下部に丸パイプをダブルで流した4段サイドバンパーも、個性と華やかさを両得している。

なお、撮影後にはバイザー前面にすずき工芸の名文句アンドンを収めるほか、キャブルーフにはビッグホーン×4本も搭載、今後はケツブタを1mにカサ上げしたうえで、そこにすずき工芸のペイントを入れたいとのこと。進化し続ける美麗ダンプに要注目だ。

【写真6点】名工ボディショップヤマモトの腕が冴え渡る美麗なパーツ構成。

カミオン2011年6月号トップアートをもとに再構成

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