上野山商店 力強い荷台周りとレトロパーツのコンビネーションが絶妙なる三菱ふそうキャンター

プロテク&リア観音扉のカサ上げと、高いサイドアオリで独特のボディフォルムを創出。2t車ながらも力強い雰囲気を醸し出している。

       



がっしりと作り込んだ荷台周りとキャブパートに配置されたレトロテイストあふれるパーツ類で、懐かしくも独特のイメージを放つ平ボディ車。知人から譲り受けたパーツなどを中心に、オーナー自らが取り付けを行ってここまで仕上げたクルマだ。

トップパートは、鳥カゴ型シートキャリア、平型バイザー、平角のミラーステーを組み合わせたモダンレトロ仕様。シートキャリアは素材にしぼりパイプを使用した珍しい逸品で、2段マーカーハチ巻きも設置され、華やかさ満点のパーツに仕上がる。

一方、キャブボトムにはシャープ形状のラッセルバンパーを装着。430セドリックセダン用ヘッドライトとともに、キャンターのマスクのイメージを一新し、ちょっぴり悪っぽい雰囲気を獲得している。

また荷台周りはプロテクと観音扉をカサ上げし、高めのサイドアオリを採用することで、クルマ全体を力強くみせる独特のシルエットを生み出している。さらにプロテク前面、観音扉などにウロコステンレスを取り入れ、キャブパートと同様に荷台周りにもレトロな雰囲気をほど良くプラスするなど、見事なトータルアートを展開してみせるのだ。

【写真6点】華やかさ満点のモダンレトロ仕様パーツ。

カミオン2011年4月号トップアートをもとに再構成

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