荒神丸 成長を遂げた追っかけ少年が三菱ふそうキャンターで'80年代アートをセンス良く構築！

カミオン編集部 2023/07/10

波間に踊る鯛のペイント、3連テール、ウロコステンレスのリアバンパーと、オールスターキャストのリアビュー。昭和自工の手による打ち出し模様が入った泥除けも見逃せない。

　　　　　　　

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子どものころからアートトラックの追っかけ少年だったオーナーが大人になってからは、いつの日か憧れのクルマを作り上げたいという夢を抱くようになっていた。10年の歳月をかけ、思い入れの強い’80年代アートをベースに自分流のアレンジをプラスした珠玉の1台を作り上げた。

ウロコステンレスをメインに作られた各パーツは、随所に散りばめられた打ち出し模様が華麗な彩りを添える。その打ち出し模様の数々は、今となっては再現することさえ難しい、昭和自工が手がけた逸品がほとんど。

なかでもシートキャリアは、お気に入りの出色の出来映え。手すりアートをトップに設置し、間にマーカーを並べるオリジナルアレンジも加えられている。

また、ドアを中心としたキャブサイドは、ガーニッシュに雲の打ち出し、ステップはメッキ、ホイールキャップには星型キャップを採用。さらにフェンダーもメッキ製のオリジナルが装着され、懐かしさと個性を見事に両立。

箱3面には、名匠の誉れ高い白銀社のペイントをフィーチャー。鮮やかな色遣いと縁起をかついだモチーフの数々が、’80年代のアート・スタイルを見事に再現している。

【写真7点】’80年代の鮮魚便スタイルを細部まで惜しみなく投入！

カミオン2011年5月号トップアートをもとに再構成

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