モダンパーツと箱3面画の競演で“北海道愛”を表現した美麗なる三菱ふそうキャンター

自身がハンドメイドした大型パーツ群と地元の北海道を題材にしたペイントで、見る者を楽しませるフルアート車!

       



未来姫は道内はもとより、全国のファンからも注目を集める1台だ。もともと平ボディだった荷台の箱化を自身で図った。「イベント時に休める空間が欲しかったので、自分で骨組みから箱を作り、内側を部屋にしちゃいました」と話す。

ウイング風の箱2面に「知床」と「能取岬」、リア観音扉には「網走刑務所」という具合に、北海道の名所を描く。ちなみに、これらはオーナーの知人の美術教師が描いた原画を、看板の内山でフィルム化したものだと言う。

一方の大型パーツ群にも、箱同様に高橋さんの手腕がふるわれている。なかでも4段ハチ巻きシートキャリアや前面に筒出しステンレスを並べた平型バイザー、電飾ボックス化を図ったミラーステーなど、キャブトップを彩るこれらは、文句なしのオリジナリティ&完成度をGET。ボトムエンドに装着したラッセル戻しバンパーも、独創的なフォルムで見る者の驚嘆を誘う。現在はロケットの搭載を検討中だと言う。

【写真7点】腕前はプロ級! 珠玉のハンドメイドアート。

カミオン2014年11月号トップアートをもとに再構成

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