理想のスタイルを徹底追求する千葉のセルフローダーコンビ!

競演、共演、協演、饗宴……。「アートが絆のすてきなライバル対決! ザ・ライバルバトル」コーナーから、2台のセルフローダーが登場!

       
クルマ&経営者つながりで意気投合!

中古車販売店とドレスアップ系ブランド「レアリティ」を経営してるオーナーと、同じく中古車販売店とドレスアップ系ブランド「インプレッション」を経営しているオーナー。現在も中古車のオークション会場などでよく顔を会わせるというご両人だ。

ともにクルマを運ぶためのセルフローダーを、思い思いのスタイルで飾り上げている。

4年ほど前に出会って以来、同業者のよしみに加え、趣味でトラックを飾っている者同士、意気投合した。

「目立つことを重視して作っているから好きですね。ライバルという意識? それは多少はあるかな……。お互いに作ってる途中は何もいわないで、完成してから『これ、いいでしょ?』みたいなところがありますから(笑)」。

一方「彼のトラックは作りはじめのころからみてるけど、だんだん変化してきて気が付いたら一気にカッコ良くなっちゃったんだよね。エラいもんだよ。それに比べて自分はかなりの飽き性。これまでにキャブカラーだけで黄色、緑、赤、青って塗り替えてる(笑)」。



ド派手な飾りで抜群の目立ち度を誇る意欲作!

デュトロベースのセルフローダー・卑弥呼丸は、目立つことを第一に考えたコーディネートを実施して、理想のスタイルへと上りつめた意欲作だ。

シャープな突き出しを誇るキャブロケットや、緻密なアレンジを披露する平型バイザー&ミラーステーなどは、ナイトシーンでも人目を引きつける電飾仕様。

また、ボトムエンドを彩るラッセルもどしバンパー&サイドバンパーには、自作したグラデーションカラーのパネルを組み合せて、グッドルックなビジュアを獲得。

デザイン性に優れたプロテクトップも、昼夜を問わず力強さとオリジナリティをアピールしている。

なお、最上部に角テールをズラリと並べたプロテク背面には自社のロゴ&マークを広告的に採用。鏡面ゲートとキャンディブラックのボディとの美しいコントラストも大きなみどころだ。





リメイクを繰り返して進化を続ける独創車!

中古車運搬用に活用している小型セルフローダーの二代目幸姫は、パーツやカラーリングをひんぱんにリメイクして、その七変化ぶりで周囲を驚かせ続けている注目車だ。

キャブボトムに装着したラッセルもどしバンパーもさることながら、電飾ボックス化を図ったミラーステーから肉厚な平型バイザー、圧倒的なスケールを誇るキャブロケットへと続くキャブトップは、観る者の視線をクギ付けにする迫力&オリジナリティにあふれている。

また、荷台周りにも抜かりなく手が入れられており、リアエンドとプロテク背面の最上部には、それぞれ12連角テールをレイアウト。プロテク背面に描いた人気アニメのペイント(この作品はノンリメイク)も、このクルマの独創的なスタイル作りにひと役買っている。

なお、ボディカラーは年に1回塗り替えられており、現在は重厚な「青+ラメ」仕様。果たして次は何色になるのか、お楽しみに!

【写真10点】目立つだけじゃない美しい仕上がりを誇る両車の詳しい仕様。

カミオン2008年1月号ザライバルバトルをもとに再構成

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