お宝アイテムを織り交ぜた本格レトロスタイルが秀逸な三菱ふそうキャンター

シートキャリアは、大型バルク車に以前搭載していたものを短縮しつつ装着。ルーフ上を彩る各種ミラーアンドンは、 オーナーの知人(前川氏)の自作品だ。

       



以前、仕事で駆る大型バルク車で本コーナーに登場したオーナーだが、今回はプライベートで仕上げた個性派イベント車・美都観光で、本誌再登場を果たした。

「レトロが好き」という言葉通り、全身には昭和時代のアート車を彷彿とさせるいぶし銀パーツが過積載。通称「水産バンパー」と呼ばれる珍しいステンレス製のバスバンパーをはじめ、マルイ商会製の薄型バイザー、背丈の低い鳥カゴ風シートキャリア(大型バルク車用を短縮加工)、丸棒リングチップのミラーステーなど、キャブ周りには、レトロ風情な大型パーツが目白押し。

一方、もともと平ボディだった荷台は、珍しいウロコステンレス素材の波板を用いて箱化を実現。箱上には復刻仕様のバスロケットを搭載している。

そのほか、ノスタルジックな雰囲気を醸すフェアレディZ用ヘッドライト、バイザー上に搭載したヤマダ製のロケットマーカー、ビッグホーンの前面に組み合わせたウロコステンレス素材のカバーなど、随所に光るツウ好みなお宝アイテム群も本格レトロスタイルの構築にひと役買っている。

なお、居住性に優れた箱の中(部屋)にはゴールドキング製のシャンデリアを多投。“七福神”を描いたパネルアートも岡本さんご自慢の逸品だ。

【写真6枚】昭和時代のアート車を彷彿とさせるいぶし銀パーツが満載!

カミオン2011年3月号トップアートをもとに再構成

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