LEDの光で幻想空間を演出したロマンあふれる日野クルージングレンジャー

落ち着いた雰囲気の室内を目指し、メインの生地には王朝のグリーンを選択。電装関係を主に手掛けるクールカーズに、フィニッシュを依頼した。

       


友人会会長として活躍を続けているオーナーが塵芥車を豪快にアートアップした二代目友人丸。特殊車両アートの先駆者としてあまりにも有名だ。常に進化を続けているエクステリアは、イベント会場でその進化を発見するのもファンの楽しみのひとつとなっている。今度はどんなアートみせてくれるか楽しみだ。

もっとも特徴的なのは、運転席サイドの巨大なセンターコンソール。オーディオ、無線機器、スイッチ類などを機能的に収納。コクピットのような空間は、二代目友人丸の誇る先進的アートが、すべて手元で操作できるよう配慮されている。

また、このセンターコンソール上部にはアクリル板が仕込まれており、光が入るとクラブマークが浮き出る演出も施されている。

天井部分はあえてシャンデリアを設置せず、無数のLEDを埋め込んだ。スイッチにより明滅をコントロールすることで、天井は様々な表情を描き出す。満天の星空をイメージした天井は、シャンデリアとはひと味違ったロマンチックなナイトシーンを披露する。

常に新たなアートを追求し続ける二代目友人丸には、オリジナリティあふれる室内にもオーナーらしさが表れている。

【写真2枚】男の仕事場を感じさせながらあふれる機能美にも注目。

2008年6月号男の城をもとに再構成

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