仕事前提でオーソドックスに仕上げた理想の空間を演出する三菱ふそうキャンター

業務はプロパンガス配送。乗り降りが激しいため支障がないようノーマルのラインを極力生かすアートが施されている。

       


プロパンガスを運ぶ三幸観光。多い日には、なんと100か所もの積み降ろしをする。仕事柄狭い道路や家の庭先などを走ることが多いため、大きな飾りは付けられないそう。それでもオバQバンパーや丸パイプのサイドバンパーなどで、果敢にアートにチャレンジしている。

メインの生地には花かごグリーンを採用。これも汚れが目立たない生地、という視点に立った選択だ。天井、ドアインナーなど、ハンドメイドとは思えない仕上がりはかなりの完成度。インパネ周りはウッド調ステッカーで仕上げ、上品な雰囲気が漂う。

天井には、ゴールドキング製6角シャンデリアを装備。上品な印象を与えるゴールドフレームとウッドベースが、インパネとみごとな調和をみせる。豪華さとともに、室内全体の統一感向上にもひと役買っているようだ。

また、リアウインドー部分は取り外し式で、金華山の奥には鏡面ステンレスが張り込まれている。金華山との2種類の顔が楽しめるようになっているのだ。

【写真2枚】創意と工夫に満ちた男の仕事場。

2008年6月号男の城をもとに再構成

RECOMMENDED

RELATED