アートトラック 日産ディーゼルボンネットトラックで和製コンボイを徹底追求!(1984年8月号)

1984年8月号に掲載されたベスト5の2台目は日産ディーゼルボンネットトラックをベースに作り上げた和製コンボイ!

       

「マフラー、エアクリーナーは太いパイプで作っています!」

アメリカのコンボイに憧れたオーナーが、仕事で使うレッカー車をベースに同じようなことができないかと思いつき、自ら図面を引き、みよう見真似で日産ディーゼルボンネットトラックをベースに和製コンボイを製作! 製作期間は半年という。

製作工程はまずボデーをすべて取り外し5mm厚の鉄板を使い、ボディを形成。屋根は50cm高くした。

マフラーはアメリカ本国から同じものを取り寄せすれば費用がかかるため、耐熱性がありなおかつなるべく直径の太いパイプをさがし出しワンオフ製作。

「なにしろ前例がないため、使えるものならなんでも流用しようと思いましたネ」。ドラム缶を流用して製作した燃料タンクはその代表例だろう。

ちなみによく見ると、ドアの取っ手がないのだがこれはボタン一つで開く自動ドアへ改造中なのだとか。総改造費は300万円!

→【画像4枚】ディテールカットはこちらから。

文:編集部 カミオン1984年8月号をもとに再構成

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