サロンバスライフ 廃車寸前から脅威のフルレストア 極上のおもてなし空間を追求! いすゞスーパークルーザーUFC

三菱ふそうファイターのヘッドライトを違和感なく換装し表情をさりげなく変化させる。長女の名を冠したニックを刻むグリルアンドン。

       
これまで奥さま、次女、三女の名を冠したアートトラックを製作したオーナー。残す長女の名を付ける車両は低床4軸の箱車で風呂を備えたキャンピング仕様にと考えていたところ、知り合いの車屋に置かれていたノーマルの観光バスと出会ったのが、サロンバスライフのはじまりだ。

車庫へ持ち帰るため、やぶれたパワステホースを現場で引き直したのがファーストコンタクト。フレームのサビ落としはもちろん、指がズブっと入ってしまうほど腐食していたラジエターを筆頭に取り寄せられる部品は新品へ交換、エアコン用サブエンジン&コンプレッサーは発電機&家庭用エアコンを代用した。

外装
↑リアセクションには3連LEDバーによる流れるウインカー、光る「Limousine」文字など、デコトラで培ったアートセンスを抜かりなく投入している。

屋根と側面には断熱材を敷き詰めることも忘れない。外装ももちろん下地作りをいちから全面に行う。ホワイトパールと迷った末に選んだボディカラーはブラック×ゴールドパールをセレクト。金のレタリング文字も美しくなじんでいる。

自ら手を動かすオーナーの姿に多くのアート仲間たちが通称水戸ベースに駆け付け、着々と作業を進行。1年がかりでここまでの姿に到達した。

インテリア
↑青と赤色で張り分けられたモンブラン生地とシャンデリアが空間を荘厳に彩るサロンベース。ただいまシートは他の車体からに流用品だが、今後随時、白のモンブラン生地へと張り替えていく。

→【画像6枚】外装と内装の各所説明など

掲載:サロンバスライフ 2022年5月1日発行(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)
文:編集部 写真:編集部

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