コモンスナッパーがプロデュースする異彩のホイールブランド「BMD forged」。2010年にファーストモデルをリリースして以来、世に送り出したモデルはすでに40種。本物にこだわり、全作メイド・イン・ジャパンで鍛造削り出し製法をつらぬき、その技法を生かすワンオフモデルのオーダーも可能だ。
そして今回紹介する「アステル」と「ベステル」。ともに旧車フリークをメインターゲットにする逸品だ。
【バラマンディ デザイン Vol.2】
【1】から続く 今シーズンから新しく展開されている「エッジラインシリーズ」は、そんなBMD forgedホイールの特徴をより色濃く打ち出した注目度ナンバー1のプロダクトだ。今のところラインナップは、BMD初の14インチモデルとなる4本スポークの「アステル」と、8本スポークの「ベステル」の2デザインで、どちらも旧車とのマッチングをこれまで以上に考えられた作品。その特徴を次のように話す。
「旧車に似合うクラシカルなデザインを、最先端の技術で、今風に、よりカッコよく。それがエッジラインシリーズのコンセプトです。旧車好きの当時のイメージを大事にしながら、さらに上の満足感を得ていただけるようにデザインしました。見る人に『懐かしい』という感想だけで終わらせない、今っぽいクラシカルテイスト。だから現行車でノスタルジックな雰囲気を演出するようなカスタムにもハマります」
素材感を殺さないカラーリングや軽量なチタン製のピアスボルトなど、独創的な演出も多彩。ノスタルジックカーにかつてない価値を吹き込むBMD。旧車にも自分らしさを求めるユーザーは、目が離せないブランドだ。
>>【画像30枚】BMDが採用する鍛造削り出しは、1本1本を個別に切削加工する。この製法システムを生かし、BMDが最近始めたのが、オーダーメードホイールだ。デザインはもちろん、サイズや幅、ハブ径も自由に指定でき、もちろんカラーリングもOKだ。たとえば「絶版のマグネシウムモデルをアルミで」ということも可能。夢が広がるシステムだ BARRAMUNDI DESIGN PRODUCT
bester「ベステル」は新シリーズとなる「エッジラインシリーズ」の最新モデルだ。旧車に似合うクラシカルな造形を、今どきの最先端技術でスタイリッシュに演出する。モデル車両が履くサイズは(F)16×8J -10 (R)16×10J -23。
Payara「パヤラ」は昨年デビューした5穴専用設計のモデル。5穴を前提にデザインされているためバランス感が絶妙で、洗練された大人のカスタムにフィットする。デモカー装着サイズは(F)17×10J +28 (R)17×10.5J -17。
Sunder太く重厚なスポークフェイスをブラックパウダー塗装でより迫力を持たせた「サンダー」。小ぶりな車両にインパクトを持たせるのにピッタリなデザイン。モデルのTE27は(F)15×8J +3 (R)15×8.5J -4を装着。
Jellynoseコモンスナッパーのタイムアタック車両が装着する「ジェリーノーズ」は18インチベースで、10kg台というライトウエイト設計。リムはキャンディパープルペイント仕上げ。(F)18×9.5J -21 (R)18×10.5J -34。
Close-up PRODUCT
Column #001オリジナルのチタンピアスボルト
ピアスボルトひとつでも、マルチピースホイールのクオリティーや性能は大きく変わる。BMDが採用するピアスボルトは材質が64チタンの超軽量&高強度なパーツ。一般的なピアスボルトと比較した場合、重量は2分の1しかなく、それでいて2倍の強度を持っている。サイズは14〜16インチはM6、それ以上はM8を使用。
Column #002パウダーコートで
色気をプラス!
パウダーコートはBMDイチ押しの表面塗装。色味が鮮やかで発色もよく、カラーバリエーションも豊富。そのうえ、塗膜が厚く、頑丈でホイールを保護する点でも優れる。下地色が透けて見せるキャンディペイントは、透明度(ライト、スタンダード、ヘビー)の選択も可能で、文字通り自分仕様の色気を持ったホイールを手にできる。
Column #003削り出しでワンオフも可能!
BMDが採用する鍛造削り出しは、1本1本を個別に切削加工する。この製法システムを生かし、BMDが最近始めたのが、オーダーメードホイールだ。デザインはもちろん、サイズや幅、ハブ径も自由に指定でき、もちろんカラーリングもOKだ。たとえば「絶版のマグネシウムモデルをアルミで」ということも可能。夢が広がるシステムだ。
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