現地からの速報に引き続き、2022年5月5日に開催された「ADVANオールフェアレディZミーティング」の
会場の様子をリポートしていこう。
【現地速報!!】ADVANオールフェアレディZミーティングその1 はこちら【画像13枚】20年前にボロボロの個体を手に入れてフルレストアしたという432など参加車両を紹介日産ブースではIMSA 300ZX と体験走行にも登場した新型RZ34の青いベーシックグレードの個体を展示。
会場は富士スピードウェイのP7駐車場。鮮やかな富士山に見守られながらの開催となった。
新型Z開発の統括責任者を務める日産自動車の田村宏志さんもデザイナー/開発者トークショーに登壇。トークショーの終了後には、会場内を歩き回ってZオーナーたちとの交流も楽しんでいた。
77年式 フェアレディZ-L 2by2 三幣さん
お祖父さんが新車で購入し、営業車として乗り続けてきたGS31フェアレディZを譲り受けたという「家族内1オーナー」とも言える個体。塗装のツヤがなくなっているのも歴史を感じさせる。
NAPSやEGRを装着し、昭和51年排出ガス規制に対応したL20E型エンジンは、普段の街乗りでも快調に回ってくれるとのこと。
71年式フェアレディZ432 後藤さん
エンジン、ミッション等はフルノーマルのまま、オーバーホール済。当時もののワタナベの4本スポークは塗り直したもの。
70年式フェアレディZ-L 村田誠一さん
前オーナーが20年ほど納屋に保管したままだったというワンオーナーの程度良好な個体を8年前に入手。入手時はフルノーマルだったが、キャブレター、タコ足等を好みで変更している。
73年式 フェアレディZ-L 小笠原幸輝さん
SP311、240ZGなどを乗り継いできて10年ほど前にこの個体に出合ったという小笠原さん。純正ホイールを含め、全てフルオリジナル状態を維持した個体だ。
71年式 フェアレディZ432
20年前にボロボロの個体を手に入れてフルレストアしたという432。エンジンはアールファクトリーでオーバーホールし、その際にピストンを0.5mmのオーバーサイズにしている。
78年式 フェアレディZ-T 近藤さん
はるばる北海道から参加の近藤さん。18歳のときに入手し、以来37年間でフルチューンを実施。エンジンはL28改の3.1Lに東名82Cカム、ウエーバー55⌀、水上自動車製タコ足等を装着。
こんな珍しい車両も。北米で限定販売されたZZZAPことダットサン280Zのザ・スペシャル デコラ パッケージ。
グラフィックの入ったサンバーストイエローのデザインは、18年に発売されたZ34のHeritage editionにイメージが継承されている。