当初は気に入っていたとは言えなかった。1台のハコスカGTと向き合い、心通わせる場所|旧車の棲むガレージ

1台のハコスカGTと向き合い 心通わせる場所

       
偶然がきっかけで手に入れた1台のハコスカGT。当初は気に入っていたとは言えないが、気がつけば44年の歳月を過ごし、ほとんどの改良を自分の手で行うようになった。今やオーナーにとって5人目の家族とも言えるハコスカが棲むガレージには、たくさんのパーツがストックがされていた。

【1台のハコスカGTと向き合い心通わせる場所】

【画像11枚】ぱっと見ノーマルな岩崎さんの2000GT。車両の奥には、足まわりやファンなどの機関系のパーツのほか、ヒーターやランプ類などのストックパーツが整理されている。この棚も自分で作ったそうだ

広島県広島市に住むオーナーが、愛車のスカイライン2000GTと出合ったのは偶然だった。たっぷりの愛情が注ぎこまれ、深いきずなで結ばれていると感じられるクルマを前にすると信じられないが、スカイラインとの出合いは親戚が留学することになり、クルマが不要となったため、引き取ったのがきっかけだという。

ガレージには自宅が隣接する弟さんのメルセデスも一緒に収まり、スペア部品や加工用の工具、ショートパーツなどが整然と並んでおり、その量と設備はちょっとしたプロショップ並みだ。そして、板金塗装以外ほぼなんでも自分でこなしてしまうといい、グリルの加工やLED加工などはトライ&エラーを繰り返してスカイラインのモデファイを施したという。

「以前は夜遅くまでクルマをいじっていると家族に『ガレージで寝たら』と冗談を言われましたが、最近は何も言わなくなりました」

照れくさそうに語ってくれた。


>>残念ながら次女は、撮影に間に合わず、家族3人での撮影となった。

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